
《お金》の価値観が変わる話《番外編》
今日のコラム♪
『《お金》の価値観が変わる話《番外編》』
今日は、2021年9月7日と14日の
2回に渡ってお届けした
「お金の価値観が変わる話」の
《番外編》になります。
今回は、
お金のカタチが変わっていくことによる
「弊害」にフォーカスした内容です。
皆さんもすでにご存じのとおり、
2024年には、
新札が発行されることが決まっています。
先日、
「《新》壱万円札の印刷がスタート」との
ニュースが流れていましたね。
私は、今回の新札は、
発行された時点で、旧札は使えなく
なっていくのではないかと考えています。
もしかしたら、
私の考えすぎかもわかりません。
しかし、
このように考えることには
理由があります。
今、国民の皆さんが蓄えている
『タンス預金』などを含め、
銀行などで把握できない個人財産は、
100兆円にのぼると言われています。
ちなみに、私自身も
タンス預金を隠しもっています。
( ̄― ̄)ニヤリ
まあ、微々たる金額ですが・・・^^;
この個人財産の保有量を
正確に把握するために、
すべての旧札は、
期限付きで新札に交換させるのです。
そして、
マイナンバーカードと紐づける・・・
これが把握できると、
「相続税」や「贈与税」など、
一気に課税対象となってくるでしょう。
そうなると、
あなたの「タンス預金」も
どのように対処するのかを
考えておくことが必要です。
場合によっては、
「価値が下がりにくい物」に
変えておくといった対策も
必要かもわかりませんね。
あなたなら、
どのように考えますか?
さらに、
最終的には、
すべての通貨を『デジタル通貨』に
移行しようという構想までありますが、
これなどは、大変危険な発想です。
『デジタル通貨』とは、
ただのデータ上の数字情報にすぎません。
普通に考えたらわかることですが、
もし、
ネット環境がなんらかの災害でぶっ飛んだら、
お金は使えませんよ!!
その時点で無一文と同じです。
また、
今の『デジタル通貨』的なシステムでは、
数値の改ざんや、知らぬ間にあなたのお金が
流出していくような仕組みを作ることなど、
いとも簡単にできてしまうでしょう。
今、
『デジタル通貨』として浸透しつつあるのが、
数十社が対応する
QRコードアプリの「〇〇Pay」や、
「交通系カード」などがありますが、
皆さん気づいているでしょうか?
一度、このアプリやカード内に
課金されたお金は、再度、
現金に戻すことができないのが現状です。
現状は、
一度に課金する金額も制限されているので、
それほど心配することもないかなと
思っていましたが、
ここ最近、
給与なども、直接「○○Pay」などに
振り込まれるといった
「デジタル給与」も可能にしよう
という動きがあることをご存知でしょうか?
これなど、
「もってのほか!(怒)」です。
あってはならないのです。
なぜか?
この「○○Pay」は、
「預金者保護法」の適用外。
もし、
運営会社が倒産などすれば、
あなたの資産もすべて吹っ飛びます。
あるいは、
ハッキングされて、個人情報や個人資産を
抜き取られることだって、
考えられないことではないでしょう。
また、
本来は、「○○Pay」などは、
銀行とは違い、
個人の資金を預かることでさえ、
法律的にはグレーゾーンなのです。
もし、
ここの法律を改正するような動きがあれば、
ヤバいと思った方がいいと私は思います。
さらに、
「○○Pay」は、個人のお金の動きが
運営会社に「丸見え」だと思ってください。
つまり、
すべてをこの「○○Pay」の仕組みの中で
お金を動かすようになれば、
あなたのお金の流れを「AI」が判断し、
あなたがという人物が、
どんな家庭環境にあるのか、
どういう趣味・趣向があるのか
といったことまで
掌握できるようになってきます。
そして、
そこから抽出された「個人情報」は、
大変貴重な価値があると
捉えられているのです。
各社がこぞって
「○○Pay」を始めるのは、
ここに理由があるのです。
さて、
ここまで読んでいただいて、
いかがだったでしょうか。
これから、間違いなく、
お金の「価値」や「カタチ」が
変わってきます。
そのことを踏まえた上で、
お金のとの付き合い方を、
改めて考えてみることも
大切ではないでしょうか。
極論は、
もし、「お金」というものが、
この世からなくなったら、
あなたは、どのように生きていきますか?
ということです!
では、今日はここまで~♪