
《お金》の価値観が変わる話(後編)
今日のコラム♪
『《お金》の価値観が変わる話(後編)』
先週に続き、
今日のテーマも「お金」です。
今日は、まず、
私自身の「お金の価値観」を
聞いてください。
私にとって「お金」とは、
(商品として)「物」や「サービス」
をいただいた方に、
「感謝の気持」ちとして
渡す(支払う)ものです。
そうすると、
「商品の値付け」は、
普通は「提供する方」が設定しますが、
お金は「感謝の気持ち」と考えた場合、
本来ならば、その商品を受け取った人の
「感謝の大きさ」が、
支払う金額になってくるのではないか。
・・・と思っています。
実際には、
「一定のルール/基準」がないと
難しいお話ですが。
でも、
本質はそういうことだと捉えています。
また、
「サラリーマンの給与」にしても同じです。
会社のために一生懸命に
働いてくれてありがとう という
経営者の「感謝の気持ち」なのです。
だから、
お金は、払った方が偉いのではありません!
「お客様は神様です」という言葉も
勘違いされて使わることがありますね。
ここで1つ、
ネットで見つけた
面白いネタをシェアしますね。(^_-)
それは、こんな内容でした。
「お客様は神様ではない!」
「スタッフはお客様の奴隷ではない!」
というポリシーを掲げた
ある居酒屋の「張り紙」が話題に。
「おい、生ビール」 1000円
「生1つ持ってきて」 500円
「すいません。生1つください」 380円
わかりましたか?(笑)
すごく共感します~!!
あなたは、どう思いましたか?
この「張り紙」は、なかなかの衝撃で
SNS上で、賛否両論があったそうですよ。
さて・・・
話をもとに戻しましょう。
これまで、
「お金」とは、多くの場合、
『必要なモノを手に入れるためにある』
ということに
フォーカスされていたと思います。
だから、
「商品」や「サービス」を
販売する立場にある方は、
買い手にとって、どのようなメリットが
あるのかさえ伝えられたらよかったのです。
しかし、今、
「お金の流れ」が 少しずつ変化してきています。
これからの「お金の流れ」は、
『誰から買うか』
『どの企業から買うか』
にシフトしてきています。
『商品』にお金を払うというよりは、
その背景にある『人格』にお金を払う
方向へと変化していくです。
なぜ、
こんなことが言えるのか。
ここで、
次のシーンを考えてみてください。
こんな方がいたとしましょう。
『今、お金はないけど、
≪ある物を必要としている≫ 』
あなたは、
「ある物」を持っています。
その方が、
(あなたにとって)どういう方だったら、
「必要としている物」を与えてあげたいと
思うでしょうか?
人格者として、素晴らしい
あるいは、
いつも大変よくしてもらっている
などの基準で
決めるような気がしませんか?
つまり、
その方を「信用」しているかどうかなのです。
お金とは、『信用』です。
逆に言えば、
『お金』がなくても『信用』があれば、
必要なものが手に入る可能性があるのです。
「信用」は、お金に換えられるのです。
これからは、
商品を買うときも、その先にある
その人の『信用力』や、
その企業の『存在価値』を見て、
買う(お金を払う)ようになるのです。
自分の信じる「人」や「企業」を
応援することで、
自らも社会への還元に貢献する、
そんな感覚ですね。
そして、
お金とは『エネルギー』です。
エネルギーとは、人の意思でもあり、
良いエネルギーを持ったお金は、
何倍ものパワーを発揮します。
このことから、
(前編でご紹介した)
『お金とは、愛のこと』
という捉え方をする方がいる
のだと思います。
だからこそ、
「お金」は、
自分が信じる「人」や「企業」に
どんどん回していくことが理想です。
今、そんな感覚を持っている方が
増えてきているのです。
では、最後に
今、私が考えている
「お金についての結論」を述べます。
『お金』とは、
現代の経済活動や、
個々が生きていくためだけに
あるのではではなく、
この地球が、
宇宙の中で美しく存在し、
地球に住む人や動植物たちが
永続的に、心地よく生きていけるように、
止めることなく、どんどん流していくもの。
私たちはいま
意識を変えていくときです。
今のこの混沌とした状況が
生まれたからこそ、
『お金』という価値観も、
どんどん変化をしていっている
ように思います。
すでに、
これから社会で活躍する「Z世代」は、
お金(高収入)よりも「社会への貢献度」を
重視する傾向が高い と言われています。
私たちは、
若い世代から、
様々な価値観の変化を教わりながら、
この混沌とした世界から抜け出し
「新しい世界」へと進んでいくことが
できれば最高ですね!
では、今日はここまで~♪