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「不便」は、時に楽しい!

 

今日のコラム♪

 

『「不便」は、時に楽しい!』

 

今日のテーマは、

少々哲学的な考察になってしまう

かもしれません。

 

でも・・・

もしかしたら、

あなたにも思い当たるところも

あるかもしれませんよ。(^_-)

 

私は、このゴールデンウィークに

ある1冊の本を読んで、

『不便』とは何か を

考える機会がありました。

 

そこで、

今日は「不便」というテーマで

少し書いてみたいと思います。

 

今更ですが、

日本に住む私たちにとって、

今は大変便利な時代になりました。

 

これは、皆さんが文句なしに

納得されることでしょう。

 

さらに、今はスマホがあれば、

ホントに何でもできてしまうぐらい

便利になりました。

 

しかし、

「便利である」ということは、

必ず「不便である」ということが

同時に存在します。

 

「オモテ」があれば、

必ず「ウラ」も同時に存在する

という「表裏一体の法則」です。

 

たとえば、

今、スマホが通信障害で、

全く通信できない状況になったら

どうでしょうか?

 

おそらく、多くの方が

「不便である」という環境に

陥るでしょう。

 

『今までできていたことができない』

 

普通に考えれば、これほど、

ストレスなことはないでしょう。

 

ここで、あなたに

少し想像してみてほしいのです。

 

たとえば、こんなシチュエーション。

 

さっき、

あなたは大切な人とけんかをして、

別れて帰ってきました。

 

LINEなどで、

言い訳をしようとしましたが、

スマホが通信障害になってしまい、

彼(彼女)と連絡がとれないので、

はじめて『手紙』を書いてみた。

 

そしたら、

気持ちを落ち着ける時間を

持てたことが功を奏し、

「自分の気持ち」と「相手を想う気持ち」を

素直に書くことができた。

 

少し間があいて、

その手紙を受け取った相手は、

気持ちもだいぶ落ち着いており、

相手の気持ちを理解しながら

手紙を読むことができた・・・

 

さて、

この後、どのような展開になるのかは

あなたの想像にお任せします。

 

しかし、

すぐにLINEでやりとりをしていたら、

もっとエスカレートしていたかもしれません。

 

これって、「不便」な状況だけど

結果としてよかったかもしれませんよね?

 

さて、冒頭にでてきた

最近読んだ「ある本」の話ですが、

 

それは、

西野亮廣さんの『夢と金』

という新刊本です。

 

この本、あまりに面白くて

2度読んでしまいました~ (^^ゞ

 

その中から、

今日のテーマに関連する一文を

引用させていただきますね。

 

『人類誕生から今に至るまで、

不便のないところに、

コミュニケーションは生まれない。』

 

どうですか?

 

先ほどの手紙の例もそうですが、

あなたにも何かハッとするような

「気づき」があったのではないでしょうか。

 

あなたは、

『不便益』という言葉をご存知ですか?

 

私は、先ほどの西野さんの本を読んで

知りました。

 

ネットで調べてみると、

『不便益システム研究所』という

サイトがあるのです。

 

こちらも今日のテーマの参考になるので、

ぜひのぞいてみてくださいね。(^_-)

 

『不便益』とは、

「何かの制約」があることによって、

「不便」が生じるが、

それゆえに、「ありがたい」と

思えること です。

 

不便を戦略的にデザインすることで

生まれるコミュニケーションもあるのです。

 

たとえば、

あなたが、「お好み焼き」を

食べに行くとしましょう。

 

A店は、

お店の方が、美味しく焼いて、

テーブルまで持ってきてくれるお店

 

B店は、

自分で具材を混ぜて、

目の前の鉄板で焼けるお店

 

あなたは、どちらの店がいいですか?

 

想像してみてください。

 

お好み焼きが食べたくて一人で

入るのなら、A店じゃないでしょうか。

 

しかし、二人以上のグループで

食べに行ったらB店を選んだ方が

楽しめると思いませんか?

 

これは、お好み焼きを焼きながら、

コミュニケーションが生まれるからです。

 

お店側にとっては、

「焼いてあげる」ことはサービスで、

お客様にとっては、

食べることに集中できて、「便利」です。

 

しかし、

あえて「焼かない」という「不便」を

提供することで、喜んでもらえることも

あるのです。

 

これから先、

「AI」の発展によって、

なんでも自動ででき上がってくる

時代がやってくるでしょう。

 

あなたが、朝起きたら、

あなたの健康状態に合わせた

食事ができ上っている。

 

これは、「便利」です。

 

でも、

たまには「AI」には休んでもらって、

 

庭でできた野菜を採ってきて、

卵を焼いて、野菜と一緒にパンにはさむ、

そして、コーヒーを入れる。

 

これは、「不便」かもしれませんが、

ゆっくりとした休日などであれば、

ちょっとした楽しい時間ではないでしょうか。

 

これからの時代、

大切になってくることは、

 

自らの生活の中にも

『不便を戦略的にデザインすること』

ではないでしょうか。

 

言い換えれば、

『一手間』を自分ですること

あるいは、

誰かのために『一手間』を入れること

 

ではないかと思います。

 

この大切さを知っておくことで、

これからAI全盛時代になっていっても

人のコミュニケーションは失われずに

楽しく生きていけるのではないかと思います。

 

さて、今日のテーマ、

あなたにも、何か『気づき』は

あったでしょうか。(^_^)/

 

では、今日はここまで~♪

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