「思う」と「想う」の違いってなんだろう?
今日のコラム♪
『「思う」と「想う」の
違いってなんだろう?』
あなたは、文章を書くときに
「おもう」という言葉を
どちらの漢字を使うのか、
迷ったことはありませんか?
私は、
ときどき迷うときがあります。^^;
そこで、
この「思う」と「想う」の
ニュアンスの違いについて、
考察してみることにしました。
今日は、とても短くて、
軽~い内容ですので、
もしよかったら、
おつきあいくださいね!(^_-)
文章を書く際に、
「おもう」を使いたいときは、
普通は、「思う」という漢字を
使うことが多いのではないでしょうか。
実際の文章でも「想う」という漢字は、
あまり見かけないような気がします。
これは、
「思う」という漢字が、
常用漢字(※)になっていることにも
要因があるのかもしれません。
※「想(そう)」と音読みするときは
常用漢字ですが、「想う」と使うときは、
常用漢字ではありません。
しかし、
「小説」や「歌詞」などでは「想う」と
表記されているときがありますね。
では、
どういうシチュエーションの時に
「想う」を使うのでしょうか。
2つの「おもう」という漢字の
意味について、少し調べてみました。
私の持っている辞書で調べてみると、
ほぼ同じ扱いになっていました。
例文でも、
どちらでもよい的な・・・^^;
どうも納得がいきません。
そこで、
ネットでも調べてみると、
やはり多数のコメントがありましたね。
その中でも、
「感情の大きさの違い」
という内容のコメントを
いくつか見つけました。
つまり、
「想い」>「思い」
ということだそうです。
「思い出」というワードも、
時に「想い出」と書くことがありますが、
これも、対象に強い思い入れがある場合に
「想い出」を使うのだそうです。
また、
このように定義している方もおられます。
「思い」=「考える」という
意味で広く一般的に使う。
「想い」=具体的な人や物を
思い浮かべる場合のみ使える
なるほど・・・
いろいろとネット情報を
調べてみましたが、
私の中では、
どれも「しっくり」「納得」とまでは
いかずじまい・・・
そこで、
自分なりに整理してみたところ、
私の中では、
それぞれの定義はこうなりました!
「思う」とは、頭で考えたこと。
自分自身との対話が中心。
自分はどう考えるのか伝える場合
などに使う。
例)
私は、◇◇について〇〇だと思う。
私は、〇〇したいと思います。
「想う」とは、心で感じたこと。
対象となる相手がいる。
対象となる事象がある。
「自分の気持ち」を伝えたいときに使う。
例)
あなたを想う気持ちは変わらない・・・
私のこの想いはとめられない・・・
この定義が、
(今のところ)しっくりくるように
私は思いますが、
いかがでしょうか? ^^)
他にも、
「おもう」と読む漢字には、
「念う」や「憶う」といったものも
あるようです。
これまで、
一度も使ったことはありませんが・・・
日本語って、なかなか難しいですよね!(^_-)
さて、
あなたなら、
「思い」と「想い」をどのように
使い分けていきますか?(^_^)/
では、今日はここまで~♪