
いま、新幹線が面白い!(未来編)
今日のコラム♪
『いま、新幹線が面白い!(未来編)』
さて、
今日は先週の『歴史編』に続き
新幹線がテーマになります!
今回は、『未来編』です!
前回との繋がりは特にありませんが、
よければ、前回の「歴史編」も
読んでみてくださいね。(^_-)
では、まいりましょう!
まずは、あなたに質問です。
あなたは、
新幹線に乗るとき、チケットは
どこで買いますか?
駅の自動券売機や、緑の窓口
という方が多いのでしょうか。
私は、『スマートEX』です。
これは、
ネットで乗車予約できるシステムです。
私は、
『エクスプレス予約(※)』の頃から
利用していますので、
もう15~6年ほど使っています。
※当初は、PCなどでネット予約し、
乗車駅に設置されている専用機で
発券する方法でした。
今では、
スマホで予約ができ、発券も不要。
専用カードでワンタッチ乗車です。
通常でチケットを買うより、
少し安い金額設定になっており、
早割り特典などもあったりします。
しかも、
乗車時間前までは、
列車変更が何度でも可能です。
手数料もかかりません。
※キャンセルの場合のみ300円かかります。
最近では、新幹線の切符だけではなく、
旅先の宿や、観光コースなどの手配も
できるようになってきています。
移動が多いお仕事をされている方は、
ご利用されている方も
結構おられるのではないかと思います。
よく新幹線を利用されている方で、
まだお持ちでない方はおススメですよー
…というわけで、
前段が長くなってしまいましたね。^^;
さて、
今年、物流危機とも言われている
「2024年問題」をご存知でしょうか。
これは、
物流業界において、労働時間が
厳しく規制されることによって、
様々な弊害が懸念されている問題です。
この内容を詳しく知りたい方は、
昨年(2023年)4月7日のブログ
『物流業界の2024年問題とは?』
そして、今年最初の1月7日のブログ
『2024年はどうなる!?』 で、
この問題に触れていますので、
併せて読んでみてくださいね。(^_-)
今、この問題の解決策の1つとして、
新幹線輸送の実証実験がスタート
しているのです。
現時点では、運ぶ荷物は限られますが、
モノによっては、画期的な物流網に
なっていくことが予想されます。
では、何がメリットなのか。
・時間(リードタイム)が正確
・振動が少ない
・温度(常温)が一定している
このようなメリットが考えられます。
生鮮食品や精密部品・機器などは、
最高の条件ではないでしょうか。
また、
スピード重視の時間指定が必要な
荷物の需要も十分に考えられます。
この新幹線で運ぶ荷物輸送の名称は
『はこビュン』というそうです。
なんか、かわいらしいですね!(^_-)
この『荷物新幹線』は、
現状は、『ワゴン販売サービス』が廃止に
なったことでできた空きスペースに
荷物を積んで、乗客と一緒に輸送しています。
今後、本格稼働する際には、
荷物専用列車として車両開発を
していく計画もあるようです。
そうなれば、今後の物流業界にとって
大きな戦力として期待が高まります。
今、「JR貨物」にも、2024年問題が
追い風となって需要が高まっている
ようです。
しかし、
新幹線輸送が専用列車などを
投入してくるとなれば、今はまだ
荷物のすみ分けもできていますが、
今後はライバル同士になってくる
かもしれませんね。
私も仕事の兼ね合いもあって、
物流業界に無縁ではないので、
今後の『荷物新幹線』の行方には
とても注目しています。
そして、
次世代の新幹線の開発も進んでいます。
今、JR東日本の
次世代新幹線プロジェクト
「ALFA-X」では、
札幌まで延伸予定の
北海道新幹線開通に向けて、
開発が進んでいます。
すでに試作車両は完成しており、
現在、テスト走行では
最高時速400kmを記録しています。
実際に営業運転になる際には、
最高速度は時速360kmを
想定しているそうです。
現在の営業運転での最高速度は、
東海道新幹線の「のぞみ」で、
時速285km。
そして、東北・秋田新幹線の
「はやぶさ」と「こまち」で
時速320kmです。
次世代新幹線は、それをさらに
時速40kmも上回るのですから、
相当な時間短縮となりますね。
また、次世代新幹線では、
『無人運転車両』の開発も
進められているようです。
この無人運転車両は、
2028年頃には、実際の運行が
計画されていると言われています。
すでに無人運転の鉄道は運行されて
いますので、十分にありえる話です。
この頃には、リニア新幹線計画が
どこまで進んでいるかわかりませんが、
今後、日本全国を走る新幹線網は、
この先もしばらくの間は、
地上ではエース級の交通手段で
あり続けるのでしょうね。
さて、
「新幹線」をテーマに、
2週に渡ってお届けしましたが
いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただいて
すごく嬉しいです! (^_^)/
あなたも
チョッピリ「新幹線通」に
なれたのではないでしょうか。(^_-)
では、今日はここまで~♪