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いま、新幹線が面白い!(歴史編)

時間今日のコラム♪

『いま、新幹線が面白い!(歴史編)』

 

私は、仕事で

よく新幹線を利用していますが、

ここ数年で様々な変化がありました。

 

そして、

今後数年で、新幹線は、

さらに大きく変化していきそうです。

 

そこで、

今回は、この「新幹線」をテーマに

書いてみよう思います。

 

今回も書いておきたいことが

いっぱいあるので ^^;

「歴史編」と「未来編」の2本立て

でお届けします。!(^^)!

 

では、まず

新幹線の歴史を見ていきましょう。

 

新幹線は、

1964年10月1日に、

『夢の超特急』と言われた

東京⇔新大阪を結ぶ「東海道新幹線」

開業しました。

 

当時の最高速度は、210km/hでした。

 

これは、

当時の電車としては、世界最高時速でした。

 

それまでは、東京⇔新大阪間は、

在来線特急で、約6時間半も

かかっていましたが、

新幹線開業により、約4時間で

行ける距離となりました。

 

1975年3月10日には、

新大阪⇔博多を結ぶ「山陽新幹線」

開業しました。

 

その後、

「東北新幹線」、「北陸新幹線」、

「九州新幹線」と開業していきます。

 

「東北新幹線」は、

現在は、東北全域に延伸し、

細かく分けると、

 

「上越新幹線」

「山形新幹線」

「秋田新幹線」

 

に分けられています。

 

「東北新幹線」は、今は

北海道の函館まで走っていますが、

最終的には、

「北海道新幹線」として、

札幌まで延伸予定となっています。

 

また、

「北陸新幹線」は、現在は金沢までですが、

福井の敦賀まで延伸し、2024年3月に

開業予定となっています。

 

この「北陸新幹線」は、最終的に

京都駅まで繋がる計画のようです。

 

そうなれば、

東京⇔大阪間は、

東海道ルート、北陸ルートの2本

となり、日本の2大都市の大動脈

となりますね!

 

あと、

「九州新幹線」ついては、

現在、博多から佐賀、熊本経由で

鹿児島までつながっています。

 

これは、「西周りルート」になります。

 

まだ、

「東周りルート」はありませんが、

現在、大分、宮崎を経由し、

鹿児島につながる「東九州新幹線」の実現

に向けて、調査が始まっているようです。

 

「長崎新幹線」は、

すでに開通していますが、

まだ、1本に繋がっていないようです。

 

博多から長崎まで、新幹線で行くには

途中、在来線を乗り継ぎする必要が

あるため、まだ少し不便性が残ります。

 

最後に…

「山陰新幹線」はできるのでしょうかね…

 

以前から計画はあるようなのですが、

現時点であまり目立った進展はないようです。

 

では次に

新幹線サービスについてですが、

こちらも時代ともに随分と変化

してきています。

 

私が子供のころは、

新幹線には食堂車がありました。

 

この「走るレストラン」と言われた

食堂車ができたのは、1975年頃です。

 

さらに、80年代になると、

新幹線初の2階建て車両が登場します。

 

2階に「食堂車」、1階は「個室」に

なっていました。

 

私の父は、

出張などで、新幹線の座席指定が

取れなかった時は、よく食堂車で

ゆっくりコーヒーを飲んでいたそうです。

悪い奴だ!(+_+)

 

しかし、

2000年になると、

運行時間が大幅に短縮されてきたこと、

また、客席数を増やす目的もあって

食堂車は廃止されていきました。

 

代わりに登場したのが、ワゴン販売です。

 

パーサーと言われる方が、座席まで

お弁当や飲み物、お土産などを販売に

きてくれました。

 

そして、

ついに…ワゴン販売サービスも

昨年(2023年)の10月末で、

廃止となってしまったのです。

※山陽、東北、北陸新幹線などの

一部の列車には残っているようです。

 

あのカチコチのアイスクリームを

お気に入りだった方は残念ですよね。

 

でも、安心してください!

 

(まだ全駅にあるかは分かりませんが)

主要駅には、車内販売をしていた、

新幹線コーヒーやアイスクリームの

自販機が新しく設置されていますので、

そこで、購入してから乗車しましょう!

 

あと、

「分煙」についての状況も

かなり変化してきています。

 

新幹線の開業当時は、

全席で喫煙可能で「禁煙車両」は

全くありませんでした。

 

1976年頃に、こだま号に1両のみ

禁煙車両が設置されました。

 

その後、

健康増進ブームとともに

徐々に禁煙車の車両数が増えていき、

2000年代には、半数以上の車両が

禁煙車両になりました。

 

そして、

2007年7月にデビューした

「N700系」では、全席禁煙となり、

「喫煙ルーム」が登場しています。

 

そして、

この「分煙」についても

今年(2024年)の春以降、

東海道、山陽、九州新幹線では、

「喫煙ルーム」はすべて廃止となり、

全車禁煙になるようです。

 

今後、このスペースには、

非常時に備えて、

座席分の非常用飲料水を配備する

スペースとして活用するそうです。

 

他にも、

以前にはあって、今は無いものとして、

自販機や公衆電話などがありますね。

 

コロナ禍以降、

今は「車内改札」も無くなっています。

 

代わりに作られたものとして、

インバウンド施策の一環で、

スーツケースなどの大型荷物を

置くスペースが設けられました。

 

このスペースは、

専用座席の予約によって

場所が確保できるようになっています。

 

また、

コロナ禍に入る前頃だったと記憶

していますが、東海道新幹線では、

車内放送が日本語と英語の2ケ国語

になりました。

 

最初の頃、

慣れない車掌の方は、ぎこちない発音で

「クスッ」っと笑ってしまったのを

覚えています。  ごめんなさい~^^;

 

今も2ケ国語の放送は続いていますが、

だいぶ聴きやすくなってきてるので、

皆さん必死で練習してるんでしょうね!(^_-)

 

このように新幹線サービスも

時代と共に随分と変化してきています。

 

そのような環境の中、

乗客のスタイルにも変化が見られ、

最近は、各駅停車の「こだま」で

旅をする人が増えているようなのです。

 

運賃が、のぞみに比べて安いことも

理由かもしれませんが、各駅に停車

することも魅力のようです。

 

「こだま」は、

主要駅では、『のぞみ』などの追い越しで、

割と長い停車時間があるのです。

 

その停車時間を利用して、

キヨスクなどで名物駅弁や

お土産を買ったりしながら、

のんびり旅ができることが

魅力なのだそうです。

 

私も一度だけ、

京都から東京まで『こだま』で

行ったことがありますが、

約4時間という時間は、

なかなかキツかったですね。^^;

 

やはり、

のんびりした気持ちでないと

楽しめないのでしょうね。

 

さて、

今日は、新幹線の歴史を

振り返ってきましたが、

今年2024年、新幹線は、

「開業60周年」を迎えます。

 

新幹線は、今後も

新しい取り組みや次世代車両構想に

向けて進化し続けていきます。

 

その内容とは・・・

次週の「未来編」でということで!

 

では、今日はここまで~♪

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