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えっ!売らないお店!?

 

今日のテーマ♪

『えっ!売らないお店!?』

 

今日は、

以前(2月7日付)のブログの

最後の方に紹介していた

『売らないお店』のことを

少し書いてみようと思います。

 

ただ、

ポリシーである『現場主義』に反して、

まだ現地調査ができていません!(^^;

 

そのため、

今日は机上で学んだことから

考察をしていきますね。

 

さて、

今、リアル店舗では、

商品を販売する場所から、

『発見することを体験する楽しみ』

を提供する空間

へと変化してきています。

 

今は、

「買いたいと分かっている商品」は、

「ネット購入」で済ませてしまう方が

増えています。

 

「ネット購入」は、

欲しい商品が置いてあるのか

わからないようなお店に、

わざわざ買いに行く手間が省けます。

 

このような事情も反映されて、

ここ最近、

リアル店舗の存在意義というものが、

次第に変化してきているのです。

 

そして、

ついにリアル店舗の進化版!?として、

『売らないお店』という

形態の店舗が出てきたようです。

 

先日、

ニュースでb8ta(ベータ)という

アメリカ発のスタートアップ企業が、

日本で展開されはじめていることが

特集されていました。

 

この「b8ta」は、

『商品を体験してもらうこと』に特化

した店舗です。

 

また、

「b8ta」へ商品を出品された企業に対し、

マーケティングデータを提供する

という新しいビジネスモデルです。

 

これは、

売る側にも買う側にもメリットのある

新しい形態のお店です。

 

(私の想像の範囲ですが)

このようなメリットが想定できます。

 

《買う側のメリット》

・(なんとか買ってもらいたい)店員に

ついてまわられることから解放される

 

・ネットでは、

どういうものかわからなかった商品が

実際に確かめることができる。

(これは、リアル店舗の優位性ですね。)

 

・気にいった商品があれば、

ネットで購入すればよいので 荷物にならない。

 

《売る側のメリット》

・店舗に商品在庫を持つ必要がない。

 

・見本の展示商品を置くだけのスペース

があればいい(在庫が必要ない)ので、

店舗はそれほど広くないでも大丈夫。

 

・店員に売り上げノルマがない!

↑これ、すごく重要!

 

「売ること」がベースにないので、

双方にとって居心地がいい空間

になります。

 

店員は、ノルマもないので、

「どうやって買ってもらおう」

と試行錯誤する必要はありません。

 

自然と

「お客様が何を求めているのか」を

聞こうと姿勢になります。

 

お客様は、

「色々と話を聞いてもらっているし、

買わないと申し訳ないな」

という気持ちから解放されます。

 

すると、

お客様も「心のガード」が低くなり、

店員は、本音トークを聞くことができる

というわけです。

 

こうなると、

とてもいいコミュケーションができる環境に

なることは、想像に難くないでしょう。

 

以前、2月7日のブログで、

「買わない理由」にフォーカスした

お話をしてきました。

 

企業にとって、

これから新しく店舗を展開する際、

究極の目的は、

『買わない理由』を情報収集すること

にあるのかもしれません。

 

この「買わない理由」を情報収集するのに、

「売らないお店」は、

まさに画期的な店舗だと私は感じています。

 

さて、

今日は、机上で色々と学んだことを

ベースにお話をしてきましたが、

実際に、この「売らないお店」を

体験してきた際には、

改めて、皆さんにご紹介しますね!(^_-)

 

では、今日はここまで~♪

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