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これからの先生はAIだ!

 

今日のコラム♪

 

『これからの先生はAIだ!』

 

今日は、これからの教育は、

チャットボット教師が主流になる

というお話です。

 

 

現在、学校の授業では、

Padを使うことが主流に

なってきています。

 

私の一番下の子供が、

今年から高校生になりましたが、

iPadの購入が必須でした。

 

中学生の間も、

途中からPadが貸し出しされて

いましたね。

 

Padが一般的になってくると、

教科書なども持ち歩かなくてよくなる

時代が、まもなく到来するでしょう。

 

さて、

現在の学校は、小学校から高校まで

1クラス20~40名程度。

 

地域によって格差もあり、中には、

全学年で数十名程度の学校もありますが、

平均的な人数では、多いところで

1クラス40名前後ではないかと思います。

 

1クラス20~40人で、

授業を進めるとなると、

生徒一人ずつの学習進度に合わせた

きめ細かな指導を行うことは

難しいと言われています。

 

学習進度が、

かなり速い生徒もいれば、

かなり遅い生徒もいます。

 

しかし、

授業には、文部科学省が定めた

「年間カリキュラム」

というもがあり、それに沿って

進めていかなければなりません。

 

そのため、

一定のスピードで授業を進めければ

ならない上に、進度の早い生徒と

遅い生徒を見ながら授業を進めるのは

至難の業です。

 

しかし、

「AIチャットボット(※)」を使えば

個々の進度に合わせた学習ができる

ようになるのです。

 

※チャットボットとは、

テキストや音声により、

対話によるコミュニケーションが

できるソフトウェアのことです。

 

「チャットボット教師」の特長は、

生徒一人ひとりの学習特性を記憶

することができるところにあります。

 

個々の生徒が、

どこでつまずいているのか

原因分析をすることができます。

 

その分析は、

「前の単元に戻る」 などといった

単純なものではなく、

広い視点で根本原因を導きだす

ことが可能になるようです。

 

本来、

教育とは個々の特性を伸ばすことに

あるのではないでしょうか。

 

子どもたち全員が、

国が決めたカリキュラムに従って

同じように学ぶことは、本当に

意味があることなのでしょうか。

 

戦後からの復興の時代には、

できるだけトータルに仕事を

こなせる人材を育てることが

必須であり、意義がありました。

 

しかし、

時代は、大きく変化してきています。

 

いまは、多様性の時代ともいわれ、

個々の特性が問われているのです。

 

しかし、

教育カリキュラムは、昭和の時代から

ほとんど変化していないのが実情です。

 

子どもたちは、個々に

興味がある分野が違っているのです。

 

個々が、興味を持った分野を

深堀していくことこそが、これからの

教育に必要なのではないでしょうか。

 

そうなってくると、

今までの授業のやり方では、

まったく太刀打ちできないのです。

 

このような時代の変化の中で、

EdTech(エドテック)企業(※)として

いくつかの企業が伸びてきています。

 

※Education(教育)とTechnology(技術)の

を組み合わせた造語で、テクノロジーを

活かした教育支援サービスを展開する企業

 

すでに動画教材の「スタディサプリ」

有名かと思います。

 

そして、

最近では、AI教材の「アタマプラス」

話題となっています。

 

「スタディサプリ」は、

サブスクタイプの動画授業を提供しており、

毎月定額で、誰でも好きな時間に

好きな講義を受けることができます。

 

このシステムは、現在のカリキュラムを

細かく分類し、短時間動画として、

スキマ時間でも学べるような形で

展開しているのが特徴です。

 

つまり、

「スタディサプリ」は、

これまでの勉強のやり方を自宅でも

できるように構築されたものです。

 

この仕組みは、

「コロナ禍」で一気に広まりました。

大変な貢献度だったと思います。

 

しかし、

学校にいかなくても、授業だけでいえば

スタディサプリだけでも十分にできる

ことがわかってしまいました。

 

進度の早い子にとっては、むしろ

学習のスピードアップが図れたのでは

ないでしょうか。

 

つまり、

今の学校の授業内容であれば、

どこにいても、自分のペースで

どんどん学習ができてしまうのです。

 

その気になれば、

大人が再履修することだって可能です。

 

 

次に、

「アタマプラス」ですが、これは

AIを活用した教育システムを提供する

企業です。

 

いま、アタマプラスのAI教材が、

次々と学習塾で採用されており、

すでに4000以上の教室で

採用されているそうです。

 

このシステムは、個別の質問に対し、

生徒のレベルに合わせた内容で、

的確な回答ができるようになっています。

 

そして、

そのレベルに合わせた演習や、

講義動画などを提供してくれます。

 

今後、

このようなシステムが定着すると、

アバターなどを使った

「チャットボット教師」が広がるでしょう。

 

今は、Padを使った授業が

当たり前になってきており、

「チャットボット教師」への移行も、

それほど時間はかからないでしょう。

 

そうなれば、学習環境は間違いなく

大きく変化するはずです。

 

たとえば、

 

なぜそうなるのか、

他のやり方はないのか、

別の視点からみるとどうなるのか など

 

今までは、ふと疑問が沸いても

学校の授業や、一方通行の動画講義では、

解決することは難しい状況でした。

 

しかし、

個々の疑問に的確にスピーディーに

対応できるようになれば、

非常に深い考察ができる人材が育つ

ようになるのではないでしょうか。

 

そして、

この「チャットボット教師」が

浸透すれば、学校のあり方も

変わってくるはずです。

 

現在、教師をされている方は、

「人間教師」として、

何ができるのかを問われる時代に

なっていくことになるでしょう。

 

しかし、

人間との対話ができる環境も

絶対に不可欠だと 私は思います。

 

今後の展開次第では、

大変ダイナミックな教育改革が

進んでいくことが予想されます。

 

そのような時代になったとき、

個々が好きなこと、得意なことを

存分に楽しんでいけるような

わくわくする世界が始まるのでは

ないでしょうか。

 

最後に余談ですが、

 

2024年の夏ドラマで、

「ビリオン×スクール」

始まりましたね。

 

このドラマの中では、

試作中の「AI教師」が登場

しています。

 

こちらは、

2Dの動画ではなく

立体映像のAI教師(安達由美です…)

が登場しますが、さらにミライへと

時代が進むと、このような状況に

なるのかもしれませんね。(^_-)

 

では、今日はここまで~♪

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