
これから必要な視点とは?
今日のコラム♪
『これから必要な視点とは?』、
以前 読んだ雑誌
『日経トレンディ/2021ヒット研究&大予測』の
インタビュー記事の中で、
ビジネスプロデューサーの高岡 浩三さんが、
このようなこと(以下)を発言されておられました。
今日は、
この記事をベースにして、
これからの必要な「視点」について
考察をしてみることにしました。
高岡氏は、インタビューの中で、
(今の)日本人は、問題発見能力が総じて低い
と言っています。
これから、
企業が、商品・サービスを作り出す際には、
『顧客が諦めている問題を解決する視点』
この視点が必要だと指摘します。
まさに、その通り!
私もグサッと刺さってしまいました。(^^;
この「問題発見能力が低い」
という根本原因は、
今までの日本の「教育システム」に
問題がある と私は考えています。
あなたも、
うすうす感じているのではないですか?
最近では、
「考える力」を重視した教育方針も
出されてきているようですが、
早くきっちりとした方針ができて
ほしいですね。
これまで
私たちが受けてきた教育では、
『与えられた問題』に対し、
1つの答えを出す ことが、
正しい勉強法でした。
そのため、
これまでの勉強の中心は、
『記憶すること』だった
のではないでしょうか。
歴史人物や事件などの語句を覚える、
実験の結果を覚える
問題の解き方を覚える・・・ など
なぜ、
こういう解き方ができるのか、
なぜ事件が起こったのか、
背景に何があったのか など、
一つ一つ考える機会が、
どれほどあったでしょうか?
私は、全くと言ってよいほど、
考えてきませんでした・・・
今、そのツケが回ってきている
ような気がします。(^^;
今のままの教育では、
あらかじめ用意された、
1つの答えを導きだすことができる問題
にしか、対応することはできません。
これからの教育に必要なことは、
与えられた問題ではなく
『問題自体を発見する』思考法です。
そして、それは
『自分自身の答え(仮説)とセット』
になっていることが条件です。
その上で、
その答えに導くための
『解』を探っていく能力が求められます。
その『解(方法)』は、
必ずしも1つだけはありません。
いろいろな『解』がある中から
最適解を目指すことが、
これからのビジネスにおいても
必要になってくる能力なのです。
一昔前(高度成長期といわれた時代)は、
ほっておいても「物が売れた時代」でした。
それは、
生活を豊かにするための物であり、
「問題だと感じていること」を
解決してくれる商品がたくさん
あったからだと思います。
今は、
ある意味で便利になりすぎて、
情報も氾濫しており、
何が問題なのかも
わからなくなってきている
状況ではないでしょうか。
そこで、
次のような問いかけをしてみてください。
キーワードはこれです。
『ホントに今のままでいいの?』
皆さんの身近なことでいえば、
「今の働き方」ってホントにいいの?
「1日3回、食事をすること」って
ホントにいいの?
「〇〇する」のに
このやり方でホントにいいの?
などなど。
様々なシチュエーションの中で、
この問いかけをすることで、
様々な疑問がわいてくると思います。
今、大切なテーマは、
「個々人が自分自身の得意なこと、
能力を存分に発揮できる場をつくること」
「様々なライフスタイルで生きていける
世界をつくること」
ではないでしょうか。
そのために、
『人々が気づいていない
問題を解決する視点』
を掘り起こして、
あなた自信の視点で、
この世界を作り変えていくことが、
必要とされている気がします。
これは、
私自身への問いかけでもあります。
これから出逢う皆さまと、
様々な「視点」をシェアしていけたら
とても嬉しく思います。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!
では、今日はここまで~♪