なんでも「デジタル」では、どうもやるせない(前編)
今日のコラム♪
『なんでも「デジタル」では、どうもやるせない(前編)』
今日は、
昨今のデジタル化現象について、
考察してみようと思います。
『デジタル』と『アナログ』
という言葉は、
あなたも聞かれたことがある
「対義語」かと思います。
『アナログ』とは、
「波」であり、連続的な
変化としてとらえられます。
一方、『デジタル』とは、
0と1の「数字の世界」で、
隙間のある離散的な変化の
とらえかたになります。
数学的に言えば、
アナログが実数で、デジタルが整数
というイメージでとらえると
分かりやすいかもしれません。
最近は、なんでも「デジタル化」が
推し進められて、この流れが、
進化、良いことのイメージとして
お持ちの方が多いかもしれません。
しかし、
「アナログ」と「デジタル」は、
どちらが良い、悪いではなく、
共存できるものです。
アナログは、決して
「古いもの」ではないのです。
では、
「デジタル化」の身近な例を
みていきましょう。
まず、
テレビ放送が2011年に
デジタル化されました。
移行途中では、
「地上デジタル」と「地上アナログ」
に区別されていましたね。
また、
音楽の世界では、
アナログのレコードやカセットから、
デジタルのCDやMDなどに
置き換わっていきました。
確かに、
テレビ放送においては、
デジタル放送になって以降、
テレビ映像は、随分と綺麗に
なったと思います。
そして、
ここ数年の間に、
「デジタル化」信仰が進み、
仕事や生活面のスタイルが
大きく変化してきました。
先代の菅元総理時代には、
「デジタル庁」も発足しました。
マイナンバーカードの普及や
ペーパーレス化、印鑑の廃止などを
推進をしていますが、
本来の「DX化」の推進については、
まだ、動きが鈍いように思います。
『DX』とは、
「デジタルトランスフォーメーション」
の略で、デジタル技術を用いて、ビジネス
や社会生活をより良いものに変革することを
意味しています。
とはいえ、
このまま『デジタル化』至上主義を
続けていってもよいものでしょうか。
ここ最近、私の中で、
なんでも「デジタル」では、
どうもやるせない という
もやもやした気持ちがあるのです。
あなたは、どうですか?
さて、
今日は少し短めですが、
この後が、少し長くなりそうなので、^^;
続きは次回にしましょう。
では、今日はここまで~♪