
イベント制作は、新しい次元へ(第3回・販促イベント編)
今日のコラム♪
『イベント制作は、新しい次元へ
(第3回・販促イベント編)』
第3回は、「販促イベント」について
お話していきます。
「販促イベント」の中には、
展示会も含まれますが、
前回の「見本市」における展示会とは
一線を画します。
「見本市」も「販促イベント」も
「商品又はサービスをアピールする場」
としては共通ですが、
主な目的の違いとしては、
『見本市』は、
「新規顧客との出会い」(※)にありますが、
※前回の「第2回・見本市編」をご参照ください。
『販促イベント』は、
「売上アップ」にあります。
イメージでいえば、こんな感じです。
「見本市」は、
商品見本をみていただきながら、
その会社のスタッフ対応の雰囲気なども
見ていただいて、
私たちの会社のイメージはいかがですか?
とアピールすることで、新規のお客様と
つながりを作っていくことが主な目的です。
対して、
「販促イベント」は、
まさに販売を促進するためのものであり、
売上げアップのために、様々な仕掛けをして、
その商品・サービスを使っていただくことが
主な目的となります。
この主目的をどこに置くかによって、
「見本市」に出展するのか、
「販促イベント」の展示会をするのかが
決まってくるのです。
では、
「販促イベント」とは、
どういったものがあるのでしょうか。
まず、
さきほどお伝えした「展示会」があります。
これには、
「BtoC(一般のお客様向け)」と
「BtoB(法人向け)」があります。
「BtoC」は、
物産展や実演販売のように
展示即売会としての要素が強いといえます。
一方で、
「BtoB」は、
企業を対象に行うもので、
取り扱う金額ベースも
「BtoC」に比べると、
かなり大きくなってきます。
そのため、
会場で即売できるような状況にはなく、
まずは、商品の特徴などを見てもらい
どのようなメリットを得られるのかを
お伝えする提案会としての要素が強い
と言えるでしょう。
一人一人の応対にかける時間も、
「BtoC」と「BtoB」とでは、
全く違ってくることも
想像に難くないでしょう。
次に、
「プライベートショー」があります。
こちらは、
「新製品発表会」や「特招会」など、
一般対象ではなく、
「招待された顧客」を対象に
開催されるクローズドなイベントです。
これは、
既存のお客様との信頼関係や、
VIP待遇などにより、
強固な関係を築いていくことを目的
に開催されます。
その他にも、
「サンプル配布」や「試食会」、
「物販セミナー」など
様々なカタチの「販促イベント」があります。
さて、
ここまでは
「販促イベント」の現状をみてきました。
これから、
私が手掛けていきたいイベントは
その商品やサービスならではの
「オリジナルイベント」の制作を
サポートしていくことにあります。
この「オリジナルイベント」は、
決まったカタチなど一切ありません。
そして、
今後大きく変わってくるであろう
《重要なポイント》があるのです。
今日は、
ここまで読んでいただいた
あなただけに特別に!♡
お伝えしようと思います。(^_-)。
最初に、
「販促イベント」とは、
「売上アップ」が目的だと
お伝えしました。
しかし、これから先
「売上アップ」を追いかけることは、
薄れていきます。
では、今後は
何を目的にしていけばよいのでしょうか?
それは、
「人々の幸福度アップ」を目的にする
ことが主流になってくるだろう
と 私は考えています。
これは、
事業全般の「パーパス(企業の存在意義)」
ともいえますが、その「パーパス」を具現化
させるのが、新しい次元の販促イベントです。
具体的に説明しましょう。
ポイントは、
商品を使っていただくこと
=売上アップにつながること
ではなく、
商品を使っていただくこと
≒人々の幸福度アップにつながる
という認識に変えていくことです。
「≒」となっていることに
お気づきでしょうか? ( ̄― ̄)ニヤリ
この境地になると、
自社の商品を使っていただくことは
もちろんなのですが、
お客様の幸せのためには、
他社の商品がもっとピッタリとくれば、
喜んで紹介してあげるのです。
まあ、ここまでいくには、
企業としてのあり方も問われるでしょう。
これからは、
この「人々の幸福度アップ」を念頭において
イベントを開催するのです。
「売上アップ」を目的としたイベントは、
主催者(自分たち)のために開催します。
一方で、
「幸福度アップ」を目的としたイベントは、
お客様のために開催するのです。
目線がまったくの「正反対」なのです。
最近は、
参加型、体験型の「イベント」が人気です。
お仕事の裏側やプロセスを見せていく
という内容のイベントです。
それを見せることで、
「なぜ、この商品が生まれたか」
「なぜ、使っていただきたいのか」など、
たくさんの
「なぜ?」を知ることによって、
その商品やサービスに愛着が
わいてくるのです。
そして、
その商品だけでなく、
そこに携わる方々の
「ファン」になっていくのです。
ひとたび「ファン」になると、
応援したくてたまらなくなります。
この感覚は、
「プロ野球」や「アイドル」など
何かに夢中になった経験で
おわかりですね。(^_-)
同様に、
販促イベントも
「ファンになっていただくこと」
は重要なポイントです。
そのためには、
「人々の幸福度アップ」を目的とした
「新しいイベントカタチ」が
あってもいいのではないでしょうか。
これが、私の考える
「オリジナルイベント」のなのです。
さて、
今日も何か新しい気づきはありましたか?
いよいよ、次回・第4回では、
このタイトル企画の最後となります。
次回は、
「フェスティバル編」をお届けします。
次回もお楽しみに!(^_-)
では、今日はここまで~♪