イベント開催における感染症対策の助言
今日のコラム♪
『イベント開催における感染症対策の助言』
今日は、
イベント開催における
『感染症対策』について、
私の持論も交えながら、
お話をしていきたいと思います。
今日、改めて
この記事を書こうと思いたった理由は、
(21年12月)現在において、
緊急事態宣言は、解除されており、
様々な規制も緩和されつつある状況の中で、
様々なイベントを「主催」することに対し、
まだ躊躇されている企業様が、
とても多いと感じているからです。
確かに、
今までどおりのやり方では
通用しない面もありますが、
きっちりと対策を講じた上であれば、
たとえ、
開催後に来場者の感染が発覚したとしても
責任を問われることはないはずです。
もっと、ツッコミを入れるとすれば、
感染までの潜伏期間が2週間だと言われ、
入国した方などが、
隔離されている状況を考えれば、
イベント開催直後、
もしくは開催後10日程度以内に発覚した分は、
全く関係のない話といえるのではないでしょうか。
まあ、
細かい話をすれば、今回のコロナ騒ぎは
辻褄が合わないことがいっぱいあります。
だから、
悩んでいても仕方がないのです。
しっかりとやるべき対策をして、
前へ進みましょう!
もちろん、
対策は『感染症対策』だけではありません。
オンライン開催や、
(オンライン併用の)ハイブリッド開催などの
運営方法を検討していくことも大切なことです。
しかし、今日は、
リアルイベントにおける
『感染症対策』にフォーカスして、
お話を進めていきます。
では、
前置きが長くなってしまいましたが、
最後までお付き合いいただければ幸いです。!(^^)!
(日本国内で)イベント開催をする際に、
感染症対策の観点から、
気をつけておくべきポイントは「5つ」です。
これは、
政府や地方自治体が、「行動様式」として、
公式に発表している内容に基づきます。
- ソーシャルディスタンス(1~2m)の確保
- マスク着用
- 手指のアルコール消毒
- 来場者の健康チェック(体温チェック)
- 来場者リスト管理
最低限、
この「5つポイント」を遵守しておけば、
万が一ですが、
クラスター等の発生があった場合でも
一方的な『責任』を問われることはないはずです。
では、
上記を網羅したイベントを開催するためには、
何を検討していくことが必要になるのかを
お話していきましょう。
まず、
お客様の「導線、誘導計画」が必須となります。
また、
「会場選定」では、
必ず下見をすることをおススメします。
『導線・誘導計画』では、
「来場者の予定数」や
「会場のキャパシティ」によっても
大きく変わりますが、
基本的なところで
ポイントをお伝えしていきます。
※「飲食が伴う場合」は、
テーブルの配置であるとか、
検討しておくべきポイントもありますが、
今回の話の中では、飲食については
想定しておりませんので、
その際は、別途ご相談くださいね。(^_-)
🚩 入口(受付)で、込み合わないようにする。
できる限り、雨風を避けられて、
関係者以外の方の邪魔にならないよう
入口の「導線」を確保しましょう。
この際、
1m間隔とまでは言いませんが、
できるだけ詰めずに並んでいただける
スペースを確保できることが理想です。
可能であれば、
「お客様の来場時間帯を分散させる」
なども有効な手段です。
🚩 受付の手前(入口付近)に
健康チェックポイントを設ける。
(※受付とは別のスペースになります。)
ここでは、
万が一、体調がすぐれない方を
入場制限するための水際対策と
考えていただいてよいかと思います。
もし、
気になるようであればですが、
このチェックポイントでは、
スタッフとお客様の間に
「パーテーション」を
準備するのもよいかと思います。
ここでは、
「体温測定器などを設置」し、
「マスクの装着チェック」と
「アルコール消毒」を行い、
その後、受付へ誘導します。
さらに、
咳などを含め、体調がすぐれない方には、
入場を制限させていただく場合もある旨を
お客様に対し、事前にアナウンスして
おくことが可能であれば、より万全です。
また、
「体温チェック」では、
来場者数が多い場合には、
混雑を緩和するために、
また不要な接触を避けるためにも
『サーモ測定器』(※)などを
レンタル等で活用されることをおススメします。
※弊社でも取り扱いをしております。
🚩 (展示会等で、常に来場者の出入りがある場合)
「入口」と「出口」は分ける。
展示会等では、会場内の導線を上手く設計し、
できるだけ人の流れを一定の方向にしましょう。
🚩 来場予定者数が、
会場のキャパシティ(最大収容人数)の
6~7割程度の人数になるように
『会場選定』をする。
できるだけ、
ゆったりとしたスペースを確保
できることが理想です。
また、
混雑を回避することで、
お客様にも心地よい空間を
ご提供できるメリットもあります。
会場内では、
入り口で健康チェックをしているので、
特にパーテーション等は必要ないと、
私は考えます。
パーテーションを多用すると、
むしろ空気の循環が悪くなる
場合もあります。
🚩 外の空気を取り込むなどで、
換気を定期的に行う。
こちらは『会場選定』の際に、
できるだけ換気機能が
しっかりしている会場を選びましょう。
🚩 最後に『来場者リスト』の管理を行う。
これは、
感染症対策の有無に関わらず、
事前に「お客様リスト」を
作成することも多いと思いますが、
このリストに、
『健康チェック欄』を追加し、
「チェック済」であることを
明記しておいてください。
これが、万が一の際の
「エビデンス」となりますので、
大切に保管しておいてください。
ただし、
この「エビデンス」を
どう使うかは主催者様の判断です。
万が一の際、
リストの存在を「公」にするかどうかは、
『企業の立場』と『お客様の立場』の
両方の観点から、
判断する必要があるのではないかと思います。
さて、
ここまでが『感染症対策』の
大枠のポイントとなります。
皆さんも
普段から経験されることが多くなった
内容ばかりですので、
それほど違和感はないのではないでしょうか。
煩雑なイベント運営においては、
少々、手間がかかってしまう面も
否めませんが、
今後は、
コロナ以前の状況に
落ち着くのを待つのではなく、
できる対策は講じた上で、
「アクションを起こしていくこと」が
重要になってくるのではないかと思います。
最近では、
『オミクロン株』なども
話題になっていますが、
これは、感染力は高いものの、
症状は軽いようです。
ウイルスも変異するだびに
弱毒化していくのが通例です。
もう、コロナに関しては、
そこまで心配することもないように
私は思いますが、気の緩みは禁物です。
私ども『イベント工房わくわく』では、
この『感染症対策』にも十分に配慮した
イベントのご提案をさせていただいております。
主催者の方、お客様の双方が
安心できるイベント開催 ができるように
お手伝いをさせていただいております。
もし、ご縁がありましたら、
お問い合わせをいただけると幸いです。
今日は、
最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございました。
では、今日はここまで~♪