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エネルギー政策 大転換!

 

今日のコラム♪

 

『エネルギー政策 大転換!』

 

今日のテーマは、

「エネルギー問題」です。

 

さて、

今年に入ってから、

(もう年末ですが^^;)

電力需要逼迫のニュースが

たびたび流れています。

 

そして、

電気代もジワジワと上がってきています。

 

この主な原因として、

日本では、現状において

「火力発電」に頼るウェイトが

高いことが挙げられています。

 

この「火力発電」の燃料となる、

「液化天然ガス」や「石炭」などが、

「ロシア・ウクライナ情勢」や

「サハリン2事件」などによって、

燃料が安定的に供給されにくい

状況になっているようです。

 

では、

そもそも「電気代」とは、

どのように計算されているのでしょうか。

 

一般的には、

「基本料金」に加えて、

次の3つの内訳金額が

上乗せされたものになっています。

 

①「電力使用量の料金」

②「燃料費調整額」  

③「再生可能エネルギー発電促進賦課金」

 

今、電力各社において、

②の「燃料費調整額」が、

(法的に定められた)上限まで

値上げされている状況です。

 

そのため、

電気代が昨年に比べて、

大幅にアップしてきているのです。

 

しかし、

日本は、まだマシな方かもしれません。

 

エネルギー調達において、

複雑な問題をかかえる

EU各国の主要都市では、

年間の光熱費が3倍、4倍にも

なっているそうです。

 

来年には、

日本円で100万近くになるのでは

ないかと言われています。

 

このような状況の中、

日本のエネルギー政策は、

大きな転換期を迎えているのです。

 

菅政権時代の2020年10月には、

2050年までに

『カーボンニュートラル』を目指すこと

を宣言しています。

 

この『カーボンニュートラル』とは、

「大気中に排出される二酸化炭素の量」と

「大気中から吸収される二酸化炭素の量」が

等しくなって、

全体として(+-)ゼロになる状態のことです。

 

世界各国でも、

同様の政策が掲げられています。

 

この「二酸化炭素の排出削減政策」は、

地球温暖化や気候変動に対応するため

されていますが、

本当のところは、どうなのでしょうか…

 

最近になって、

「温暖化の原因」について、

議論が分かれる状況になっています。

 

実際には、

この温暖化問題が浮上して以降、

「二酸化炭素の排出権取引」など

ビジネス的な要素が目につきます。

 

これでは、

本当に二酸化炭素の排出を減らそうと

努力しているのかどうか、

わからなくなってしまいます。

 

とはいえ・・・

 

これから先、日本だけでなく

地球規模で「エネルギー問題」は

避けては通れない状況に

なってきていることも事実です。

 

このような状況の中、

日本では、今年の8月頃に

岸田首相から、

現在の「原子力発電」を含めた政策

再び舵を切るような発言がありました。

 

「含めた」と書いたのは、

今までの原子力政策とは、

少しばかり様相が違うのです。

 

それは、

「次世代炉」の開発・建設が視野に

入っており、

「小型モジュール炉」と言われる

新しい発電方法となるようです。

 

現段階でのポイントは、

以下の2点がクローズアップされています。

 

・原子力発電の運転期間の延長

・次世代炉の開発

 

現段階では、

「原子力発電」は、

不安材料でしかありませんが、

 

・災害時における

「メルトダウン」の発生防止

 

・「放射性物質の処理」における

安全性の確保

 

など、

 

安全性を徹底的に見直した上で、

「繋ぎ」の役割として使用していくのは、

必要な施策なのかもしれません。

 

ただ、

一刻も早く、

「次世代炉」の建設を

進めていただきたいところです。

 

では、

この「次世代炉」とは、

どのようなものなのでしょうか。

 

「次世代炉」は、

『核融合発電』となり、

原子力発電とは、

まったく仕組みが違います。

 

簡単に言ってしまえば、

原子力発電は、「核分裂」を利用し、

核融合発電は、「核融合」を利用します。

 

そして、

『核融合技術』については、

今注目されている技術です。

 

この技術を使った発電所は、

小型な上に、原子力発電に比べて、

安全性が高いのです。

 

ただ、

この内容を詳しく書いていくと

大変長くなってしまいますので、

 

今日は、新しい『原子力政策』は、

このような状況になっていると

知っておいてください。

 

『核融合技術』については、

改めて発信したいと思っています。

 

その他、

電気代の内訳に

負担金として入っている

『再生可能エネルギー』については、

「太陽光発電」「風力発電」などが

あります。

 

自然のエネルギーで、

発電自体はクリーンなのですが、

「太陽光パネル」が寿命がきたときの、

廃棄処理問題などは、クローズアップ

されていないのが実情です。

 

また、やはり自然のものなので、

「電気の安定供給」が難しいことも

なかなか定着していかない理由

なのではないでしょうか。

 

一時期は、

『再生可能エネルギー』推進派が

目立っていましたが、

今回の『原子力発電』を伴う

新方針の発表によって、

一気に大転換しそうな気配ですね。

 

最後に、少しばかり、

アブナイ余談をしておきましょう。^^;

 

(地球人である)私たちは、

『電気』がないと不便だと思っていますが、

実は、『エネルギー』は、空気中に

無限に存在しているようです。

 

それは、

概念として『フリーエネルギー』

言われているものです。

 

このエネルギーを使える技術は、

すでに地球に存在しているとも

言われています。

 

ただ、

今までは利権がらみもあって、

握り潰されてきた技術のようなのです。

 

この手の裏話は、

調べてみると面白い発見がありますよ。

 

たとえば、

『ニコラ・テスラ』とか・・・^^;

 

まあ、

余談はこのあたりにしておきましょう。

 

もう少し先の未来には、

エネルギーコストは

ほぼ無料になるかもしれませんが、

 

それは、まだしばらくは

『都市伝説』の中のお話です。

 

さて、

今日は少し重いテーマとなりましたが、

いかがでしたでしょうか。(^_^)/

 

では、今日はここまで~♪

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