
ソロ社会到来!!
今日のコラム♪
『ソロ社会到来!!』
さて、今日は、
「ソロ(一人でいること)」に
フォーカスしていきます。
少々意見が分かれるところ
かもしれませんが、
あなたも
ぜひ一緒に考えてみてくださいね。
早速ですが、
現在、日本において、
『孤独・孤立対策担当大臣』
というポストが
設置されていることをご存知でしょうか。
たぶん聞いたことありませんよね!
これを ご存知の方は、
普段からしっかりと情報収集して
おられる方だと思います!
私は、
まったく知りませんでした。^^;
これは、
イギリスでも2018年に
『孤独担当相』がはじめて任命され、
世界的なニュースになりました。
そして、日本では、
2021年に
『孤独・孤立対策担当大臣』が任命され、
世界でも2ケ国目の設置となっています。
これまでも
「孤独死問題」「ひきこもり問題」
などが取り上げられていましたが、
こういうポストを
設置しないといけないほど、
深刻な問題になってきているのでしょう。
近年では、
結婚する人も減少傾向にあるようです。
統計データを確認すると、
ピーク時の1970年代には
100万組以上あったようですが、
2020年には、
戦後最低の約52万組程度に
なっています。
かつて、日本では
「核家族化」という現象が進み、
両親と子供が2人の4人家族といった、
世帯構成がもっとも多かったのですが、
今は、単身世帯が4割弱も占めています。
これは、結婚しない世代に加え、
お一人になる高齢者の方が増えている
ことにも起因しています。
このような事情もあって、
「孤独」というワードには、
ネガティブなイメージありますが、
実は、「ひとりでいること」は、
結構意味のある時間でもあるのです。
英語圏などでは、
「Loneliness」(寂しさを伴う孤独)
「Solitude」(一人を楽しむ孤独)
という風に使い分けられています。
ここ数年は、
コロナ禍による行動制限や
人間関係の疲れなどもあって、
積極的に
「ひとりの時間」を楽しむ人が
増えているという傾向があるのです。
こういう現象のことを
「就活」や「婚活」にちなんで、
ソロ(単独)で活動するから、
「ソロ活」というそうです。
ひとり焼肉、
ひとりカラオケ
ソロキャンプ など、
今までは、
家族や仲間といくのが
当たり前だったイベントを
「ソロ活」する人が
増えてきているのです。
私は、最近
「ゆるキャン」というアニメを
見る機会がありました。
「キャンプ」をテーマにした
アニメなのですが、
「おひとりさまで、気軽にキャンプに行く」
といったことも描かれています。
私は、
以前からキャンプには興味があって、
なんとなく見はじめたのですが、
(とはいえ、まだ数回しかキャンプに
行ったことはありませんが… ^^;)
なんともいえない「ゆる~い時間」に、
引き込まれてしまいます。
自分でも「ソロキャンプ」を
やってみたくなりました。(^^ゞ
ここ数年、Youtubeでも
「ヒロシさん」をはじめ、
何人かの芸人の方が、
「ソロキャンプ」をテーマに
動画をアップされていますね。
そして、
驚き(私的にはですが、)なのは、
ディズニーランドを一人でまわる
「ひとりディズニー」 という
「ソロ活」もあるらしい…のです。
なんでも、
誰かと一緒だと
アトラクションの好みが違うから
満喫できないからだとか・・・
以前から
「一人旅」というものがありますが、
「誰かと一緒に旅行に行く」という
煩わしさと同じ感覚なのでしょうね。
行きたいところや、食べたいものなど、
少しでもズレがあると、
相手に合わせないといけない・・・
しかし、
実際に「一人旅」をする人は、
一緒に行きたい相手がいない
ということではなく、
「一人で行くこと」を
純粋に楽しんでいるのです。
実は、私も最近になって、
「一人旅」もいいものだ と
思えるようになりました(^^ゞ
誰かと一緒だと、
気づけなかったこともありますし、
意外と一人でいる方が
旅先で出会った人や、お店の方と
仲良くなったりすることもあるのです。
私が、
「ソロ活」のメリットだと思えることは、
何をするにしても、
誰かと一緒に行くと、
「その場所でコミュニケーションをとる」
ことが目的になりますが、
一人で楽しむ「ソロ活」は、
「純粋にその場所で過ごすことを楽しむ」
ことにフォーカスできるということです。
たとえば、
一人で食事に出かける際でも、
その「美味しい食材」に意識を集中して
食べることを楽しむことができるのです。
※ご参考までですが、
2021年7月21日のブログ
『ポジティブな孤食』の中で、
『おひとりさま飯』とか『ボッチ飯』と
言われている現象を取り上げていますので、
ぜひ、ご参照いただければと思います。
いづれにしても、
既婚者や独身、老若男女など関係なく
「一人でも楽しめる」という意識を
持っておくことは、
私たちにとって、これから必要なこと
なのかもしれませんね。(^_-)
あなたは、
「おひとりさま」を楽しむ
時間を持っていますか?
では、今日は、ここまで~♪