ソーラーパネル リサイクル義務化中止の謎
今日のコラム♪
『ソーラーパネル リサイクル義務化中止の謎』
私は、この1年ほど
ソーラーパネルのリサイクル事業に
関心を持っており、
この事業に携わる企業様とも
お付き合いの機会をいただいております。
今日は、タイトルにあるように
ここ最近、違和感を覚えることが
あったため、少し調べてみた内容を
シェアしようと思います。
では、まず
「ソーラーパネル」の日本における現状を
見ていきましょう。
現在、日本国内に設置されている
ソーラーパネルの多くは海外製です。
そして、
海外製のパネルのうち、
8割程度は中国製とされています。
さらに、
ネットニュースによれば、
中国製のパネルには、送電網に障害を
引き起こす通信機器が搭載されていたと
いった不審な内容も報じられています。
そのような状況の中で、
東京都では、今年2025年4月より、
太陽光パネルの設置を義務付ける制度が
始まっています。
これは、
ハウスメーカーが新築する建物には
太陽光パネルの設置を義務付ける
という内容です。
温室効果ガス削減を目指した取り組み
とされていますが、それよりも大きな
問題があることを私たちは知りません。
なぜ、
強制的にパネルを取り付けないと
いけないのでしょうか。
寿命がきた際の廃棄処理費用まで
東京都が面倒みてくれるのでしょうか。
そんなはずはないでしょう。
明らかに何らかの利権が働いている
としか思えないのです。
問題なのは、
20~30年程度で寿命がくる
パネルの廃棄処理問題です。
2030年前後より
これまで設置されてきたパネルが
次々と寿命がきて、
大量の廃棄が出てくることが
予想されています。
2030年半ば頃には、
パネルの廃棄量はピークとなり、
年間50万トンにもなる
と言われています。
そうなれば、
不法投棄などの問題が予想されます。
また、
この太陽光パネルには、
様々な有害物質が含まれていることも
懸念されます。
1枚単位では微量でも、
数万枚、数十万枚にもなると、
かなりの有害物質の量となるでしょう。
それが、
不法投棄などされた場合に、様々な
問題が出てくることは明らかです。
そこで、
政府は、太陽光パネルのリサイクル義務化を
検討していました。
そして、
法制化される間近といった
ところまできていたのです。
ところが、先日
リサイクル義務化の法制化を断念
という話が飛び込んできました。
様々な理由が並びたてられていますが、
実際には、何らかの力が働いていることは
間違いないでしょう。
また、
パネルに含まれる有害物質のうちの
1つに「アンチモン」という物質が
あります。
これは、レアメタルであり、
現時点では、
ソーラーパネルの製造において、
欠かせない素材とされています。
中国は、
この「アンチモン」の埋蔵量において、
世界一とされており、生産量もほぼ
世界のほぼ半分を中国が占めています。
そして、
中国は、この「アンチモン」を
昨年2024年9月より
輸出制限をかけているのです。
そのため、
現在アンチモンの価格上昇が続いており、
日本国内で生産されるパネル自体の価格も
上昇傾向にあります。
そのような状況の中で、
ある企業が脚光を浴びています。
それは、
岡山県新見市にある
「新見ソーラーカンパニー」です。
社長の佐久本氏は、
ソーラーパネルの処分問題解決のために、
パネルを再生可能にするための
熱分解技術を独自開発した人物です。
この独自技術とは、
ソーラーパネルを
ガラス部分と銅線、太陽電池セルを
分解することができ、
この材料でパネル再利用する道が
開ける目途がたっていました。
つまり、
分解、リサイクルすることで、
問題の廃棄問題も解消される上に
「アンチモン」の
輸入量削減も図れるのです。
ところが、
今年2025年の8月25日に
佐久本社長が急逝されていたのです。
ネットで調べても死因は不明です。
その後すぐに
リサイクル義務化を断念する
報道があったのです。
あまりにもタイミングが
同じ時期すぎるのです。
これで、
得をするのはどこでしょうか?
そう考えてしまいたくなるような
展開になっています。
さらに、このような状況は、
太陽光パネル界隈に限った話では
ないようです。
様々な日本の新しい技術分野で、
開発技術者の不審死が相次いでいる
という話も耳にします。
日本の新技術をつぶしにきている
勢力があるのかもしれません。
さて、あなたは
今の状況をどう考えますか?
では、今日はここまで~♪