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バンドの面白さに気づかせてくれた漫画

 

今日のコラム♪

『バンドの面白さに気づかせてくれた漫画』

 

今日は、大好きな漫画を1つご紹介。

 

タイトルは、

 

『BLUE GIANT SUPREME』

 

 

結構、人気作品のようなので、

ご存知の方もおられるかと思いますが、

この漫画情報を簡単に補足しておきますね。

 

ストーリーは、

主人公の サックスプレイヤー・宮本大が、

世界一のジャズプレイヤーを目指し、

自分の音を徹底的に追求しながら、

バンドの中で成長していくお話です。

 

『BLUE GIANT SUPREME』は、

『BLUE GIANT』の続編で、

海外(ヨーロッパ)編です。

 

とにかく、

楽器の圧倒的なプレイを

漫画の中で、

よくここまで表現できるなと、

感心しました。

 

今回、この漫画を読んで、

私の中でとても刺さった

テーマがあったので、

シェアさせていただこうと思います。

 

※可能であれば、この先は、

実際に漫画を読んでみてからの方が、

イメージがわくと思いますよ!

 

では、

グサッ!と刺さったテーマの内容です。

 

*****************

 

印象的なシーンがあった。

(何巻か忘れた!^^;)

 

演奏スタイルが全く違う

ライバルのサックス奏者・アーネストと、

主人公の宮本 大が、一緒に食事をしながら、

プレイヤーとしてのあり方を議論するシーン。

 

主人公の宮本 大は、

 

(liveで)『その瞬間のフルが出るかどうか。』

 

この一瞬のために

バンドで演奏している、という。

 

その時、

その時の手の内を全力ですべて見せて、

予想のつかないプレーで観客を魅了する。

その結果の評価など、気にしない。

 

一方で、

 

ライバルのアーネストは、

 

liveで演奏する時は、

技術を駆使し、美しい旋律で

観客を魅了するような

演奏を心がけている という。

 

華があり、次のプレーを予想する

ことができるので、

安定感があり、一定の評価が得られる。

 

こんな感じで議論は、

平行線をたどりますが、

二人は、徐々にリスペクトする間柄に

なっていくのです。

 

*****************

 

あまり書いちゃうと、

ネタバレになるのでこのへんで・・・^^;

 

それぞれのスタイルがあっていい。

 

でも、

この漫画の主人公、

『宮本大のスタイル』は、

私にとって、

かなり刺激的なものでした。

 

ここからは、

私自身の話を

少しだけさせてください。(*^^*)

 

この漫画を読み終えて、

ふと思った。

 

自分は、

どうしてピアノを弾いているのだろう?

 

自分は、

どうしてピアノを弾きたいと思うのだろうか?

 

ピアノは、上手くなりたいというより、

自分を表現できる何かがあったから・・・

 

というのが、今の私の答え。

 

そして、

バンドメンバーとしては、

自分はどんな音を出せるのか。

 

まだ、答えはない。

 

今まで、

追求したことなどなかった・・・

 

 

以前に、

元サッカー選手の

中田英寿も同じようなことを

言っていたことを思い出す。

 

自分はサッカーが

上手くなりたいからやっている。

 

ワールドカップに出るために

やってきたのではない。

 

そこを目指すと、

そこに向けて調整してしまう。

 

そこがゴールになってしまう。

 

そうではなく、

今この瞬間のプレイで、出しきりたい。

 

自分にしかできない

あっと驚くようなプレイをしたい。

 

チームの中では、

ピッチ上で、どう問題を解決するのか、

 

相手と自分がどういう状況にいて、

何をすれば最大の

パフォーマンスを発揮できるか・・・

 

中田英寿は、

こんなことを考えながら、

サッカーをプレイしていたのです。

 

このように、

何かのメンバーの一員として、

自身のあり方を追求することは、

バンドやサッカーに限らず、

あらゆる『生き方』に通じるものがある

ように思います。

 

漫画『BLUE GIANT SUPREME』の一コマと、

そして、中田英寿のコトバ・・・

 

二度も同じ感覚のメッセージが届いて、

私の心の中で、

なにか引っかかっていたものが解けていく。

 

『今を生きる』という尊さが

少しだけ分かった気がする。

 

そして、

ハッと気づいたことがある。

 

唐突かもしれませんが・・・

 

この世はすべて

『遊び』だということ。

 

遊ぶは、英語で『プレイ』

 

サッカーや野球などのスポーツは

『ゲーム』というし、

それをやることを『プレイ』するという。

 

音楽も楽器は『プレイ』するという。

 

そう、

 

だったら

すべては『プレイ(遊び)』

いいんじゃないの?

 

今を全力で『プレイ』すれば、

何かが見えてくるんじゃないだろうか。

 

今は、そんなことを考えながら

『(全力で)遊ぶように生きる』

という感じに

シフトチェンジして生きていきたい

と思っています。!(^^)!

 

そして、

最初にご紹介した漫画ですが、

今、さらに続編の

『BLUE GIANT EXPLORER』

の連載が始まっています。

 

こちらは、

ジャズの本場、《アメリカ編》と

なっているようです。

 

主人公の宮本大が、

アメリカでどんな成長が見られるのか、

とっても楽しみです!

 

今日は、

最後までお付き合いいただいて、

ありがとうございます!

 

では、今日はここまで~♪

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