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パリ・オリンピックの様々なウラ事情

 

今日のコラム♪

 

『パリ・オリンピックの様々なウラ事情』

 

華やかなパリ・オリンピックも

8月11日に幕を閉じました。

 

そして、

8月28日からはパラリンピックが

開催されます。

 

今日は、

今回のオリンピックの裏で

起こっていた様々な裏事情に

ついて考えてみたいと思います。

 

あなたもお気づきかと思いますが、

今回のオリンピックでは、

ロシアが国として参加していません。

 

参加を認められなかった理由は、

ロシアがウクライナを

侵攻しているから…だそうです。

 

しかし、

ウクライナは参加しています。

 

ウクライナはロシアを侵攻して

いないのでしょうか。

 

NATOの支援ももらって、

攻撃しているではないですか。

 

立場は同じはずです。

 

そして、

イスラエルも今回のオリンピックに

参加しています。

 

何がどう違うのか、判断基準が

私にはまったく理解ができません。

 

そもそも

『オリンピック憲章』では、

「すべての個人はスポーツをすることへの

アクセスが保証されなければならない」

とされています。

 

どの国の選手であっても、

選手個人が、参加できる状況にで

あれば、国がどんな事情であろうと、

参加できることが保証されているのです。

 

今回は、苦肉の策として、

ロシアの選手も国の代表ではなく、

個人として15名ほどが競技に

参加していたようです。

 

しかし、

開会式の入場行進には参加できず、

メダルの授与式に国歌・国旗は

使用しない となっています。

 

オリンピックというイベントは、

政治的事情が避けられないのもの

なのでしょうか。

 

そもそも

現代のオリンピックの趣旨は、

『世界平和』を究極の目的とした

スポーツの祭典だったはずです。

 

そのため、

オリンピック開催中は、

紛争が起こっている地域でも

一時停戦を呼び掛けています。

 

これも変なハナシですけどね。

 

話は変わって、

 

今回の開会式では、

マリーアントワネットの演出で、

世界各国の批判が殺到するような

シーンがありました。

 

しかし、

フランス国民的には、

自由を勝ち取ったフランス革命の

イメージで、特に違和感がなかった

との話も聞きます。

 

この演出に良し悪しの意見は

出しませんが、

少々気味が悪かったことは

正直な気持ちですね。

 

世界的規模のイベントの演出には、

ホントに気苦労が絶えないのだろうな

とイベント従事者としては思いますね。

 

他にも、

今回は、ポリコレの問題が

浮き彫りになっています。

 

開会式の際には、

LGBTQを意識した過剰な演出が

ありました。

 

ボクシング女子では、

DNA的には明らかに男性の選手が、

女子として参加し、相手の選手が

危険だと判断し、自ら棄権するといった

こともありました。

 

LGBTQが過剰に意識されるように

なってから、過去にもこのような

問題が何度かおこっています。

 

格闘技に限らず、筋力の差が大きく

影響するスポーツでは、

今後の対応方法を納得のいく形で

議論されることを望みます。

 

また、

今回のオリンピックでは、

疑問の残る審判の判定も

多かったように思います。

 

日本チームが関係する試合だけでも

柔道、サッカー男子、

バスケットボール男子など

様々な疑問が残る判定もありました。

 

特にバレーボール女子では、

明らかに審判の誤審があったと

されていますが、判定が覆される

ことはありませんでした。

 

この状況には大きな疑問が残ります。

 

相手は中国戦。審判は韓国人。

 

憶測でモノを言うのは良くないと

思いつつも、政治的目線で見れば、

裏で何かがあったとしても

不思議ではありません。

 

このように、

今回のパリ・オリンピックでは、

違和感を覚えることが多かった

ように思います。

 

このような状況の中、

今、ロシア主導で新オリンピックを

開催しようとする動きもあるようです。

 

今回、ロシアを不参加にした意図は

このあたりをけん制する意味も

あったのかもしれません。

 

4年に1度のオリンピックを主催する

IOC(国際オリンピック委員会)とは、

いったい何の団体なのでしょうか。

 

IOCとは、もともと1894年に

パリで創立され、現在の本部は

スイスにある団体です。

 

先にも述べましたが、

この団体の設立目的は、

スポーツを通じて、世界の平和、

国際親善の喚起することです。

 

今後もこの設立目的を果たしていく

ためには、独立機関として、

もっと毅然とした態度で望まないと、

この先のオリンピック開催は

もう望めないのではないでしょうか。

 

「いかなる国の干渉も受けない」と

宣言する勢いがあってもいいと思います。

 

それぐらい組織の立て直しをしなければ、

以後のオリンピックへの参加国は

激減する一方になるような気がします。

 

今回、日本のメダル獲得数が

参加国中3位になったことは、

素晴らしいことだと思いますが、

 

メダルの獲得数が、国対抗のように

なってしまっていることもあまり

意味がないのかもしれません。

 

自国の選手を応援する気持ちはあっても

いいと思いますが、

他国のすばらしい選手を称える気持ちも

持ち合わせていたいものです。

 

…と私は思います。

 

あなたは今回のパリ・オリンピックを

どう感じましたか?

 

では、今日はここまで~♪

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