ポリコレってなんだ?
今日のコラム♪
『ポリコレってなんだ?』
今日のテーマは、『ポリコレ』。
『ポリコレ』とは、
「ポリティカル・コレクトネス」の略で、
直訳すると「政治的に正しい」と
いうことですが、
「人種、信条、性別、体型などの違いに
よる偏見や差別を含まない中立的な
表現や用語を使用すること」(※)
を指す とあります。
※ウィキペディアより引用
つまり、
社会人であれば、
「非差別的な言葉づかい」を
しなさいということです。
わかりやすい例でいうと、
看護婦 ⇒ 看護師
保母 ⇒ 保育士
スチュワーデス ⇒ キャビンアテンダント
のように、
女性であることを意味していた
職業的名称などは、
すべて男性・女性共通の言葉として
変更されています。
最近では、
「女優」という言葉を見かけることも
少なくなりました。
今までは、
男性は「俳優」、女性は「女優」でしたが、
今は、女性でも「俳優」と出てきますね。
このような状況は、
日本では、まだマシな方ですが、
海外(特にアメリカなど)では、
驚くような場面で、言葉遣いに
指摘が入ることもあるようです。
たとえば、
結婚式などでは、
「夫」や「妻」という言葉が使えず、
「配偶者」で統一されている地域も
あるそうです。
また、
「レディース&ジェントルマン」という
呼びかけもご法度なようです。
今は、呼びかけする際は、
「ハローエブリワン」だそうです。^^;
このままいけば、
お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん
なども、司会やスピーチなどでは、
使ってはいけない言葉になりそうです…
日本でも、ここ最近になって、
『LGBT法案』が議題に上がるなど、
海外から入ってきた『ポリコレ』の
概念が蔓延しています。
マスコミなどは、こぞって
政治家や著名人の言葉狩りをしており、
日本は『ポリコレ後進国』だと
煽っています。
私は、この状況は非常にマズイと
思っています。
もともと日本では、
わざわざ「LGBT」(※)など言われなくても、
性に対する差別意識はあまりなかったように
思います。
むしろ寛容的なところもあったのでは
ないでしょうか。
※『LGBT』については、
2022年1月28日のブログ
『マイノリティにヒントあり!』でも
少しご紹介していますので、
こちらも ご参照くださいね。(^_-)
私にもいわゆる『ゲイ』と言われる
友人がいますが、同性愛者というだけで、
何も困ったことはありません。
もちろん、もしも告白されたら
丁重にお断りはしますけどね …^^;
にもかかわらず・・・
ここ最近は、
さらにエスカレートしてきており、
もうおかしくなってきています。
たとえば、
歌舞伎町タワーに出現した、
『ジェンダーレストイレ』
さすがに、
かなりの波紋を呼んでいるようですね。
また、
トランスジェンダー選手が、
自転車競技の女性部門で優勝したこと
も話題になっています。
これでは、
女性として頑張っている選手は、
モチベーションが下がってしまう
可能性も否めません。
このような例は、
本当に『多様性』といえるのでしょうか。
『ポリコレ』とは、
一見正しいことを言っているようですが、
むしろ、対立構造を生み出すような概念だと
私は思います。
この世には、男と女がいるという事実は
何も変わりません。
その男女の差というものは、
差別ではなく区別であり、
やはり違うものなのです。
筋力も違えば、発想も違う。
だから、面白いのだと思うし、
助け合い、補完しあえる存在
なのではないでしょうか。
さて、
今日は、割と重たいテーマに
なってしまいましたが、
あなたは、どう考えますか?
では、今日はここまで~♪