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リスクマネージメントを意識する

 

今日は、

私のイベントプロデュース10ケ条

5つ目のテーマ♪

 

『リスクマネージメントを意識する』

 

これは、ビジネスの世界では、

今では当たり前に認知されていますが、

 

イベントを計画する際にも、

収支計画、運営計画や安全対策の面でも

おさえておくべき重要なポイントです。

 

「リスクマネージメント」では、

お客様視点イベント主催者視点

両方から見ておく必要があります。

 

イベントを企画する際は、

イベントの概要計画ができあがった時点で、

想定される「リスク(危険・悪い状態)」

洗い出しておくことが重要です。

 

以下に、収支計画や運用計画の中で、

検討しておくべきポイントを

上げておきますので、参照にしてください。

 

≪収支計画≫

・集客人数や販売数量の

最低ライン(これを下回ると赤字)を

認識しておく。

 

※「販促費」として計上し、

収支を問わないようなイベントでは、

どんな効果を得たいのか明確にしておき、

費用対効果の基準を設けておく。

 

・突発的に発生する可能性のある事項の

予備予算を組んでおく。

 

・万一、台風などによる不可抗力により、

イベントが中止になった場合の

キャンセル規定などを確認しておく。

 

⇒キャンセル料はどこが支払うのか、

こちらも事前に確認しておくことが必要です。

※対策としては、

 『イベント保険』を検討する方法もあります。

 

≪運営計画≫

(お客様視点から)

・非常時(地震、停電時など)の対応

 

・(屋外開催の場合)

天候が急に悪化した場合の対応

 

・ケガ、体調が悪い方への対応

 

・(広い会場であれば)迷子などへの対応

 

・来場者が迷わずに会場まで安全に

たどりつけるか などの検証

 

・会場内に危険な場所などはないか

etc…

 

(イベント主催者視点から)

・来場の集中する時間帯の想定・対応計画

 

・交通機関などの乱れで、

スタッフが時間通りに到着できないなどの

可能性がある場合などへの対応

 

・ノベルティーなどの景品や、

備品などが足りなくなった場合の対応

etc…

 

このように、

上げていけばきりがありませんが、

イベントの規模・内容によって、

様々な『リスク』が想定されます。

 

このようなリスクを、

準備段階で徹底的に洗い出し、

対応策を検討しておくことによって、

運営当日は、各々のスタッフが

スマートな対応がとれるようになります。

 

また、

ここ最近で注意しておきたいことは、

オンライン開催や、オンライン併用開催の

イベントも増えてきていますので、

 

ネットの回線の突然のダウンや、

つながりにくい状況が発生するなどの

リスクへの対策をしておくことも

大切なリスクマネージメントですね。(^_-)

 

さて、

今日は、「リスクマネージメント」

意識しておくことの重要性について

お届けしてきましたが、いかがでしたか?

 

では、最後に1点だけ補足です。

 

「リスク」は、抽出することができていても

それに対する「対応策」ができていなければ

意味がありません。

 

「マネージメント」までしっかりできてこその

「リスクマネージメント」です。

 

よく、思い切った判断が必要なときに

「リスク」をとれ! みたいなことを

耳にしますが、「リスク」をとるなら

その対応策もセットしておくことが、

『リスクマネージメント』なのです。

 

では、今日はここまで~♪

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