
不思議!左周りの法則とは?
今日のコラム♪
『不思議!左周りの法則とは?』
今日のテーマは、
人の特性(左回りの法則)について。
後半には、
興味深い話もありますので、
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!
また、
この特性を知っておくと、
イベント開催やお店などでも、
『導線計画の策定』の際にも
きっと役に立ちますよ!
今回の『左回りの法則』については、
過去のブログ、
2020年11月7日
「誘導・導線を明確にする」
の中でも紹介しております。
その内容と
若干重なる部分もありますが、
今回は、もう少し深堀りした話
となっています。
では、
この『左周りの法則』とは何か。
これは、
『人は、自然と「左周り」に
動く習性があるという説』
のことです。
これには、
左寄りに心臓があるから、とか
『利き足』が右利きの方が多いから
など、様々な説があります。
『利き足』とは、
たとえば、
自転車を乗った時に、
漕ぎだす方の足が利き足となります。
皆さんも実際に、
左回りと右回りで歩いたり、
走ったりしてみると、
感覚でわかってもらえるのでは
ないかと思います。
しかしながら、
これらの説は
科学的根拠はないとされています。
しかし、
『左回り法則』は、
確実にあると私は思います。
私は、中学・高校と
陸上競技部に所属しており、
中距離ランナーでした。
ちなみに、
私は「800m走」で、
自己ベスト2分1秒でした!
↑ プチ自慢(^^ゞ
この陸上競技のトラックも
左周りを想定して作られています。
現役のころは、
理由を深く考えたことは
なかったのですが、
逆走(右回り)すると、
確かに違和感がありました。
これは、練習の時に、
柔軟性のある筋肉作りのために、
時々、後ろ向きに走ってみたり、
トラックを右回りに走ってみたり
していたのですが、
右回りのときは、
なぜか曲がるときにこけそうに
なっていましたね。^^;
ここで1つ、
面白い話があります。
実は、
昔のオリンピックなどの陸上競技では、
右回りで走るのが主流だったそうです。
ある時、左回りで走ってみたら
いい記録が続出したため、
左回りが定着したといわれています。
これには、有力な説があります。
「地球の自転も公転も(北半球から見たら)
左回転しているから」
ということだそうです。
そのため、
北半球では左回り、南半球では右回りが
地球の動きに合わせた自然な流れと言えます。
だから、
台風の渦なども、北半球と南半球では
逆になるようです。
そのためなのか、
南半球で行われた、
シドニーオリンピックでは
世界基準の「左周り」のトラックで
競技が行われましたが、
あまりいい記録が出なかったそうです。
たしかに面白い現象ですよね。
他にも、
野球のベースや、スピードスケート、
競輪なども、
すべて『左周り』ですね。
左右の違いについては、
他にも興味深い特性があります。
『右回り』は、
自然のエネルギーを吸収し、
『左回り』は、エネルギーを放出
するのだそうです。
また、
『左回り』は安心、調和
『右回り』は不安、不調和
といった特徴もあります。
この特性を踏まえて、
様々な店舗や施設では、
『左回り』を採用している
ところが多いです。
逆に、おばけ屋敷など、
不安感を演出したいときには
導線を『右回り』にしているところが
多いのです。
さて、いかがでしたでしょうか。
あなたも、
これからイベントなどを企画する際などは、
会場の導線計画を、この『左回りの法則』
を活用してみはいかがでしょうか。(^_-)
では、今日はここまで~♪