
新しい視点を入れてみる
今日は、
私のイベントプロデュース10ケ条
9つ目のテーマ♪
『新しい視点を入れてみる』
さて、いよいよ
イベントプロデュース10ケ条も終盤です。
今日のテーマの内容は、
イベント制作において、
「新しい視点」を常に意識しておく
という話です。
まあ、言うのは簡単ですが、
なかなか実践できないことも
多いですけどね。(^^;
恒例的に行われているような
イベントなどでは、ついつい、
慣れ親しんだやり方を選択して
マンネリ化してしまいがちです。
継続的なイベントなどでは、
前回の反省点などを踏まえて、
ここのやり方を変えてみてはどうか、など
とても小さな変化を積み上げて、
イベントをよりよくする「やり方」があります。
この作業は、もちろん大切なことです。
しかし、
ここ最近の状況下においては、
半ば強制的に
この『新しい視点』を入れていかないと
集客などに影響するような状況になって
きているのです。
この『集客』にフォーカスしてみても、
昨今では、随分と手ごたえが違ってきたな
と感じるようになってきました。
先日、
あるオンラインイベントを
視聴していましたら、
西野亮廣さんが、集客について
たいへん興味深いお話しを
されていましたので、
ここで少しご紹介しますね。
それは、こんな話でした。
今までの集客は、『レストラン型』
お客様は、プロが作り上げた、
できあがったものを楽しみにくる。
これからの集客は、『BBQ型』
お客様が、自分で作り上げていく
『体験』を楽しみにくる。
こんなお話がありました。
なるほどー!!
私の中で
『何か違うな』と感じていたものが、
少し見えてきた気がします。
この『BBQ型』、
要は、お客様が主役なのです。
そんなの当たり前じゃないか!
と思われるかもしれませんが、
意味が違うのです。
『イベント制作』に視点を置き換えて、
よくよく考えてみると、
今までの主役は、主催者側だった
ように思います。
私たちがイベントに足を運ぶ目的は、
プロ(主役)が作った完成品や
サービスを見にいったり、
上手くできる人(主役)の才能を
堪能しにいく(観劇など)、
といった感覚でしょうか。
これでは、
お客様は脇役だったではないか
と思えてくるのです。
能動的=主役
受動的=脇役
と捉えれば、
分かりやすいのかもしれません。
その例として、
西野亮廣さんが公演のチケットを
販売するときに、
金額が高い順番に
①公演をお手伝いするチケット
②S席チケット
③A席チケット
の3種類のチケットを販売すれば、
①の公演をお手伝いするチケットが
一番先に売り切れてしまうそうです。
えっ!お手伝いするのに
一番高い金額を払うって、どういうこと!?
これが、今までの私たちの感覚…
つまり、
今までのお客様の目線は、
上を向いていたのではないか。
今のお客様の目線は、
まっすぐ前を向いているのではないか。
と推測されます。
ちょっと、
言ってることが難しいですかね^^;
これは、私の感覚なので、
いったんおいておきましょう。
ここから導きだされることは、
「お客様が主体性をもって参加すること」
これをサポートすることこそが、
これからのイベント集客の鍵となりうる
のではないか、ということです。
このように、
『やり方』ではなく
『あり方』に視点を変えてみると、
全く違う世界が見えてくることがあります。
これから先、
ライフスタイルや、
経済活動なども『大変化』を
余儀なくされることになるでしょう。
イベントのあり方も、
当然大きく変化してくることになります。
私自身、まだまだ戸惑いがあるのが、
正直なところですが…(^^;
しかし、
この『新しい視点』は、
常に意識しておかないと
お客様に置いていかれます。
様々な世界の動向にも目を向け、
学び続けていく姿勢を忘れないこと。
これが、できなければ
厳しい状況に直面していくのは
もう間違いないでしょう。
でも、
あなたならきっと大丈夫です!!
これからは、
『今までの考え方』は、
いったん手放しましょう。
そして、
さきほどの西野さんのお話では
ないですが、
かつての「やり方」の逆張りを
する勢いで、試行錯誤していけば、
「新しい視点」も見えてくるかも
しれません。
私も
これから皆さんとお逢いしたときに、
いろいろと『新しい視点』を
シェアしていける機会を持てるように
日々精進していきますので、
これからもよろしくお願いしますね!
では、今日はここまで~♪