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新しい【イベント】のあり方 /《リアル》と《オンライン》の違いとは?

 

今日のコラム♪

 

『新しい【イベント】のあり方 /

《リアル》と《オンライン》の違いとは?~』

 

さて、

今日は、私の本業である

「イベント制作」の(これからの)あり方

について、改めて考えていきたいと思います。

 

日本では、

2020年1月頃より端を発したコロナ騒動。

 

1年半近くもたった今でも、

かつての状況には戻れる様子もありません。

 

各企業も、

様々な「イベント」を中止や見直しせざるを

得ない状況が、いまだに続いています。

 

そんな状況の中、

改めて『イベントとは何か』

について考えてみました。

 

ここ最近は、

様々イベントが思うようにできず、

とりあえず「オンライン開催」の形態で

やってみるといった、

試行錯誤している状況が続いています。

 

今まで、私の中では、

イベントとは、

「リアルな現実世界」での出来事であり、

こういった各種イベントの

「オンライン開催」は、

いわゆる「イベント」として位置づけでは、

成立しえないと考えていたところがあります。

 

もっといえば、

このような状況にならなければ、

イベントの「オンライン開催」

という発想すら出てこなかった・・・

というところが

正直なところかもしれません。

 

しかしながら、

このコロナ禍で1年余りが過ぎて、

 

もう、

「イベント=リアルオンリーの発想では、

ダメなんじゃないの?

そんな気持ちが強くなりました。

 

ようやく・・・

かもわかりませんが。^^;

 

では、

「リアル」と「オンライン」の決定的な違い

とは何でしょうか?

 

少し難しい表現になってしまいますが、

『(オンライン上の)空間情報の欠如』

ではないかと考えています。

 

これは、

その場にいることで得ることができる

『空気感』といったようなことですね。

 

この「リアルの本質」については、

 

以前、2021年2月14日の投稿で、

「音楽に見る『リアル』ということの意味」

参照にしていただけると

分かりやすいかもわかりません。

 

この本質部分でいえば、

「オンライン」が「リアル」を

上回ることは、

現状ではあり得ないのです。

 

しかし、

「リアル」と「オンライン(生配信)」

の共通項としていえることがあります。

 

「(参加しているすべての方と)

同じ時間を共有できる」こと

が言えるのではないかと思います。

 

これからのイベント制作においては、

このあたりの特性も念頭において

リアルとオンラインを

上手く融合させながら、

企画していく必要がありそうです。

 

そして、

制作する側だけではなく、

来場者側にも、

このあたりの感覚の違いを

理解していってもらうことが

必要になってくると思います。

 

たとえば、

 

オンライン上での

『時間共有』という感覚は、

 

何かのイベントで

オンライン開催中(生配信中)には、

様々な方の意識が、

同時にこのサイバー空間の中にある

とイメージできるかどうか・・・

 

これは、

「セミナー」や「音楽ライブ」のような

『オンラインイベント』であっても

 

生本番中に、

 

出演者や他の来場者と

同じ時間を共有をしている』

 

という感覚をもって見ることは、

 

後に、

録画された動画(場合によっては編集された動画)等

で見るよりも、

自分の中に入ってくる情報量が多いということ。

 

セミナーなどでは、

チャットなどを使って、

その場で質問できたりすることも、

もちろんですが、

 

出演者や参加者の意識的な要素(これも情報)

入っていると私は考えています。

 

これが、

『時間を共有している』という意味です。

 

つまり、

生配信は『生きた動画』で、

アーカイブなどの録画は『死んだ動画』

と捉えてみたら 分かりやすいでしょうか。

 

そして、もう1つ、

忘れてはならない大切なことが、

来場者が『参加している』

という感覚を持てること。

 

これは、

今までのリアルイベントでも

疎かになりがちなこと

ではあったのですが、

 

最近では、

リアルもオンラインも共通して、

来場者が

『参加している』という体感を作ることが、

イベントの成功を左右する重要な要素

であることも

認識しておくとよいかと思います。

 

さて、

イベント制作において、

リアルをオンラインに置き換えたり、

併用したりする際に、

クリアしていかなければならない

ポイントについて、

イメージしていただくことは

できましたでしょうか?

 

皆さんに

少しでも何か感じられる部分が

あれば幸いです。

 

ここからが、

「新しいイベントのあり方」

の本番だと思います。

 

ただ、

私の中では、

リアルであってもオンラインであっても

「イベントを制作することの意義」に、

変わりはありません。

 

イベントとは、

 

「(意図して計画する)人との

触れ合いや出逢いの場」

 

であり、

 

「誰かに向けてサプライズを起こすこと」

 

 だと考えています。

 

そして、

ビジネス要素のあるイベントでは、

「主催者のファンになってもらうこと」

が、究極の目標です。

 

私にとって、イベントとは、

感情を伴ったコミュニケーションの場」

なのです。

 

この大前提を踏まえ、

 

オンライン上であっても、

いかにワクワクするような

演出を作っていけるのかが、

これからの私の課題です。

 

私も

オンラインベースでは、

赤ちゃんみたいなもので、^^;

 

まだまだ、

よちよち歩きの 手探り状態

といったところです。

 

皆さんからも

いろいろとアドバイスをいただけると

大変うれしく思いますので、

よろしくお願いしますね !(^^)!

 

では、今日は、ここまで~♪

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