
私の持論:お金のハナシ(後編)
今日のコラム♪
『私の持論:お金のハナシ(後編)』
お待たせしました!
早速、後編に入っていきたいと
思います。
前回の前編では、
お金の現状について、
最後に「問いかけ」を
して終わりましたが、
あなたの答えは出ましたか?
これには、残念ながら
模範解答などはありません。
しかし、
お金の本質をつきつめて考えた時、
日本国内でもありえない話ではなく、
世界に目を向けてみると、実際に
ハイパーインフレに陥った国もあるのです。
今、私たちが認識しておかなければ
ならないことは、
「お金」がすべてではないということ。
「お金」がなければ、生きていけない
という幻想から、そろそろ脱出する必要
があるように思います。
もちろん、
現在の私たちの感覚では、
お金がなければ、衣食住を含め、
生活ができないという幻想から
解放されることは、至難の業でしょう。
かくいう私自身も
もし手元にお金が全くなければ、
「不安」になってしまうと思います。
しかし、よく考えてみてください。
たとえば、
明日、この世から「お金」が
消えてなくなったとしても、
私たちは存在し、食糧や物資は
存在するのです。
逆に言えば、
「お金」があっても
食糧や物資が不足していれば、
何も買えないのです。
欲しいのは、お金ではなく
食糧や物資ですよね。
要するに、
「お金」とは、
自分が必要とするモノやサービスと
交換する仲介手段でしかないわけです。
もし、仲介するものがなくなれば、
直接、物々交換すればいい話です。
お金とは、「あなたの価値」です。
あなた自身に価値があれば、
お金などなくても生きていけるのです。
前編で、最後に出した質問のヒント
と言ってもいいでしょう。
しかし、
今おかしなことになっているのは、
本来の「お金」の用途とは
かけはなれた状況になっているからです。
現在は、
「お金」で「お金」を増やすといった
錬金術のような「金融工学」によって、
経済が動いているといっても過言では
ありません。
つまり、
実体のない「お金」の数字だけが
膨れ上がっているのが実情です。
株式会社は、いつの頃からか、
「株主のもの」とされる風潮が横行し、
「株主が儲かる経営」を求められます。
企業の目的は、
「常に利益を出し続けること」
に成り下がっているのです。
この考え方は、異常です。
異常だと気づいてください。
私たちは、
「お金」を生み出すために
生きているのではありません。
人生を存分に楽しむために
生きているのです。
江戸時代の日本は、
「宵越しの銭は持たない」という
粋な時代でした。
つまり、
「その日に得たお金はその日に使いきる」
ということです。
現代の私たちも
「お金」がすべてといった幻想から
脱出するために、この考え方を
取り入れたらどうだろうか・・・
と私は考えています。
つまり、
「お金」に使用期限を設けるのです。
様々な「〇〇ポイント」に有効期限が
あるように、「お金」にも使用期限が
あれば、次第に「貯蓄」はムダという
意識となり、どんどんお金は動くように
なっていくはずです。
そうなれば、あるところに
溜まりに溜まっている「お金」も
必ず動き出します。
「ベーシックインカム」も
そろそろ動きがあるかもしれません。
そうなれば、
もう「お金」の心配をすることは
なくなるでしょう。
その結果、
個々人がやりがいを感じること、
あるいは、
やりたいことを満喫できる世界が
やってくるのです。
さて、いかがでしたでしょうか。
今日は、
「お金」のあり方について
つらつらと書いてみましたが、
あなたはどう思いましたか。
あなたが描く「理想の世界」とは、
どんなものなのか、そのためには
何を変えていけばいいのか、
ぜひ、想像を巡らしてみてくださいね。
では、今日はここまで~♪