見直そう!共食
今日のコラム♪
『見直そう!共食』
前回、『ポジティブな孤食』では、
「孤食」がテーマでしたが、
今回は、「共食」がテーマです。
「共食」とは、
食事を共にすることです。
多くの場合は、
最小限のグループ(家族)など、
身内で一緒に食べる食事のこと
を指すようですが、
ここでは、
広義で「誰かと共に食事をする」
という意味で使います。
早速ですが、あなたに質問です。
食事は、
「一人で食べる」か「誰かと食べる」か
どちらの方が好きですか?
私は、どちらかといえば、後者です。
できるだけ少人数で、
誰かと一緒に食べることが好きですね。(^_-)
ほんの少し前までは、
仕事上でもプライベートでも
何かあったら、メシでもいくか!
みたいな感じで、食事にいく機会も
とても多かったように思います。
体育会(死語?)的な面では、
「同じメシを食ったもの同士だろ!」
みたいな、仲間意識を強調するような
使われ方もしてきました。
たぶん、
「Z世代」といわれる方たちからすると、
意味不明でしょうね・・・^^;
でも、
それだけ ご飯を「食べる」ときは、
いつも身近な方と一緒に食べて過ごすことが
当たり前だったのだと思います。
「食べる」という行為で大切なことは、
「何を食べるか」より
「誰と食べるか」が重要
だと私は考えています。
このことを理解していただくために、
次のようなシチュエーションを
想像してみてください。
たとえば、
あまり美味しいとは言えない料理でも、
大好きな人と食べることができたら、
美味しく感じることもありますし、
楽しい時間を過ごすことができます。
逆に、
超一流のシェフが作った料理でも、
お付き合いで、ホントは好きではない人から
ご馳走になったとしたら、どうでしょうか?
おそらく、
あまり「美味しさ」を感じることもなく、
場合によっては苦痛な時間になってしまう
かもしれませんね。
少し極端な例を出しましたが、
あなたにも、
このようなシチュエーションに近い
ご経験があるのではないでしょうか?
このように、
「誰と食べるか」は、食事をする上で、
とても重要なポイントです。
先日、
まさにこのポイントを押さえた、
興味深い実証実験をしているお店が
テレビ番組で紹介されていましたので、
シェアしておきますね!
お店の名前は、
あの 牛丼の『吉野家』です!
正直、少し驚きました。
吉野家といえば、
どちらかといえば、
「孤食」をイメージするお店です。
そのお店が、
次世代型店舗開発の一環として、
「つながる食堂」をコンセプトに、
一部の店舗でテスト展開しています。
その店舗では、
テーブル席に個別にモニターがついており、
離れた場所にいる家族や友人と
(モニター越しに)一緒に食べることが
できるのです。
ビジネスシーンなどでは、
ランチミーティングに活用できたり
ということが可能になります。
今までは、「移動距離」がネックとなり、
食事を共にする機会がなかなか持てなかった
遠く離れた家族や、友人・仲間たちとも
一緒に食事ができるようになるなんて、
たとえ、モニター越しであったとしても
素晴らしいと 私は思います!
最近では、
「オンライン食事会」や
「オンライン飲み会」を経験した方たちも、
次第に増えてきました。
今はまだ、
ちょっとしたイベント的な感覚がありますが、
各家庭などでも、機器環境が整ってくれば、
オンラインで誰かと食事をすることが、
当たり前な日常となりそうな気がしています。
この「オンライン食事会」や
「オンライン飲み会」については、
改めて 別の機会に、
イベント的な視点から、
ご提案したいポイントを
お話ししてみたいと思っています。
もし興味のある方は、
楽しみにしておいてくださいね。(^_-)-☆
今回のテーマである「共食」は、
前回のテーマ、「ポジティブな孤食」と共に、
人の「食べる」という基本行為において、
大切な概念であることが、
少しでも伝われば幸いです。
ぜひ、
皆さんにも「誰と食べるか」を意識して、
食事を楽しんでほしいと思います。
もし、
『ボッチ飯』を楽しみたいときは、
自分で食べたいものを自由に
決めれられるのですから、
『何を食べるか』をしっかりと意識して、
じっくりと味わってくださいね。!(^^)!
最後に、
前回のブログ『ポジティブな孤食』の中で、
テレビドラマ『孤独のグルメ』を
ご紹介させていただきましたが、
今回は、「共食」というテーマから
おススメのドラマを
1本ご紹介しておきますね。!(^^)!
タイトルは、『深夜食堂』
たぶん、
ここまで読んでいただいた方は、
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
これも見だしたらハマってしまいますね。^^;
こちらも原作は漫画で、
小林薫が扮するのは「めしや」のマスター。
名前は不明。
深夜のみ営業しており、材料があれば、
簡単だけど愛情のあるご飯を、
何でも作ってくれるというお店。
(最高ですね!♡)
様々な人生を背負った客人を、
料理で もてなし、
カウンターで共に食事をする客人たちと
繰り広げられる小さなドラマが、
とても面白いのです! (^^)
こちらも、
良かったら見てみてくださいね!(^_-)
では、今日はここまで~♪