
謎の計画「ムーンショット」
今日のコラム♪
『謎の計画「ムーンショット」』
今日のテーマは、『ムーンショット』
ようやくこのテーマを取り扱っても
受け入れられる環境になってきたと
判断し、取り上げることを決めました。
これは、
都市伝説でも陰謀論でもありません。
この計画は、
内閣府のホームページに
ちゃんと掲載されています。
まずは、
ご自身でも確認してみてくださいね。
今回の内容は
以前のブログとも連動していますので、
2023年9月21日の
『Society5.0がやってくる!』
から先にお読みいただくことを
おススメします! (^_-)
では、少しだけ
「ムーンショット」のポイントに
触れておきましょう。
まず、
「ムーンショット」という言葉ですが、
これは、
月探査ロケットの打ち上げのことを
意味します。
そのイメージから派生して、
「非常に難しいが、実現すれば、
多大な効果を期待できるような
壮大な計画のこと」を、
『ムーンショット計画』と言います。
日本でも、政府によって
『ムーンショット型研究開発制度』
が設けられています。
この『ムーンショット計画』には、
現在、「9つ目標」が設定されています。
その「9つの目標」とは、
①人が身体、空間、時間の制約から
解放された社会を実現する。
②疾患の予測・予防ができる社会を
実現する。
③AIとロボットの共進化により、
自ら学習・行動し、人と共生する
ロボットを実現する。
④地球環境再生に向けた持続可能な
資源循環を実現する。
⑤未利用の生物機能(※)をフル活用して、
地球規模でムリ・ムダのない持続的な
食糧供給産業を創出する。
※微生物や昆虫の生物機能を指す。
⑥経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる
誤り耐性型汎用量子コンピュータ(※)
を実現する。
※ノイズの影響をうけて生じる誤りを
自動的に修正し、さまざまな応用を
可能にする十分な精度と規模の
量子コンピュータのこと。
⑦疾患を予防・克服し、100歳まで
健康不安なく人生を楽しむための
サスティナブルな医療・介護システム
を実現する。
⑧激甚化しつつある台風や豪雨を制御し、
極端風水害の脅威から解放された
安全安心な社会を実現する。
⑨こころの安らぎや活力を増大することで、
精神的に豊かで飛躍的な社会を実現する。
現在、これらの目標を実現するべく、
日本の様々な企業が研究・開発を進めています。
たとえば、
日立製作所は、目標⑥にあたる
量子コンピューターの開発を進めており、
トヨタ自動車は、
様々な目標に対応した、
『ウーブンシティ』という待全体の
開発に着手しています。
これらの「9つの目標」は、
目標1から6までは、2050年頃までに、
目標7から9までは、2040年頃までに
実現する という期限まで明確に設定された、
政府主導の大型プロジェクトなのです。
これらの『ムーンショット計画』が、
作られた背景としては、
少子高齢化への対応
社会の多様化への対応
持続可能な社会の実現
などが言われています。
これらの9つの目標設定は、
後半(新しく付け加えられた)に
行くに従い、実現すれば素晴らしい
社会になるだろうとイメージできます。
ただ、
この計画の①にある目標が
何を意味するのか、
ということが気になります。
1番最初の目標なので、当初は、
この目標がスタートだったのでは
ないでしょうか。
これが、
『Society5.0がやってくる!』
でも紹介しましが、
アニメ・漫画『攻殻機動隊』の
世界観に近いのだろうと思います。
『攻殻機動隊』に出てくるような、
身体自体の改造についてはあまり、
オモテにはでませんが、
究極は、生身の身体がなくても
サーバー上などで生きていく構想とも
とらえることができます。
ただ、このような内容は、
今の政治家が考えついたものとは
私には到底思えません。
なぜならば、
この構想が立ち上がった頃は、
到底イメージすらできなかったと
思うのです。
では、誰が考えたのでしょうね…
今でこそ、
映画やアニメなど、このような
世界観のものが大量に出回って
いますので、イメージはしやすく
なりました。
すでに、現実の世界でも
脳、手の甲などにチップを
埋め込んでいる人もいると聞きます。
これは、
生活をより便利にするというよりは、
今後、暗号資産化されていく財産を
守ることが目的のようです。
どこかの企業によって、
クラウド上で管理されるよりは、
自分の体内に情報があった方が
安全なのかもしれません。
ただ、
脳にチップを埋め込むのは
さすがに抵抗がありますよね。^^;
私は、もしこのような時代がきても
ウェラブル端末等で十分です。
いづれにしても、
近未来の映画のような世界が、
私たちの生活に入り込んでくるのは
そう遠い先ではないということです。
その時、
どういう生き方を選択するのか、
今から、漠然とでも考えておいた方が
よいかもしれませんね。(^_-)
では、今日はここまで~♪