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食料供給困難事態対策法が施行されます!

 

今日のコラム♪

 

『食料供給困難事態対策法が施行されます!』

 

今日のテーマは、

「食料供給困難事態対策法」について。

 

早速ですが、

あなたは、

この法律をご存知でしたか?

 

この内容は、テレビなどでも

ほとんど報道されていません。

 

しかし、この法律は、

私たちにとっては、

フジテレビの問題などより

もっと重要な内容なのです。

 

私自身、

つい最近まで知りませんでした。^^;

 

突然、耳にしたこの言葉。

 

かなり引っ掛かりがあったので、

調べてみることにしました。

 

その中身は、

実に驚くべき内容だったのです。

 

今日の内容は、

もし、この法律が適用されるような

事態に陥った場合には、

あなたにも確実に影響する話です。

 

ぜひ、

最後まで読んでみてくださいね。

 

しかし…

 

この法律は、

なかなか仰々しい名前ですよね。

 

ここまで具体的に「状況」を法律名に

するのは、少々奇妙な感じがします。

 

この法律は、

昨年(2024年)6月に成立し、

今年(2025年)4月1日より

施行予定となっています。

 

これから

何が起ころうとしているのでしょうか?

 

この法律によって、

『有事』『異常気象』によって、

食料不足が発生した際に、

政府が生産、流通、販売に至るまで

強制的に管理できるようになるのです。

 

これって、裏を返せば

『食料配給制』にすることが可能

というハナシですよ!

 

余計なお世話です!!

 

流通は民間にまかせておけば、

民間のパワーで必ずなんらかの

対策方法が出てきます。

 

なぜなら、食料は

「私たち全員に関わってくること」

だからです。

 

ここ数年、

食料価格は異常なまでに

値上がりしています。

 

これまでの「値上げ」とは

比較にならないほど、

値上げ率が高いのです。

 

さらに、

数ケ月単位で値上げの見直しが

行われている状況です。

 

昨年の「令和の米騒動」によって、

日本の主食であるコメも、

5kgで¥1000以上も

値上げされている状況です。

 

今年に入ってからは、

生鮮野菜も異常価格です。

例年の5~10倍の価格です。

 

この状況には、

様々な要因が考えられます。

 

「異常気象」や「物流の問題」は

無視できないでしょう。

 

さらに、

食糧自給率が極端に低い日本では、

輸入に大きく依存しているのも一因です。

 

「円安」によって、輸入食品なども

大幅に値上がっているのです。

 

国内生産においても、

肥料や資材など、輸入に頼る部分が

大きいため、同じように影響を

受けています。

 

しかし、

この状況を生み出したのは、

政府のこれまでの食料政策の不備に

あったのではないでしょうか。

 

いま、この法律を出すのであれば、

これまで、なぜ、

食料自給率を上げていく対策

とってこなかったのでしょうか。

 

矛盾しているとしか

言いようがありません。

 

もっと農家の方を手厚く守り、

後継者問題、耕作放棄地問題など、

様々な課題に取り組んでいれば、

今のような状況にはならなかった

と思います。

 

以前にも、

食糧に関することは、以前にも

ブログで取り上げてきました。

 

1つ例をあげてみると、

 

2024年8月28日のブログ

『令和の米騒動~なぜ急に米不足に?』

でも少し触れていますが、

 

なぜ、「減反政策」に

力を入れなければならないのか

ということです。

 

なぜ、

国民の主食であるコメの生産量を

国の主導で減らしてきたのか。

 

政府の「本当の意図」は、

どこにあるのでしょうか。

 

どう考えても おかしいのです。

 

これまでの政府の農業対策は、

この法律のためにあったのでは

ないかと勘ぐってしまいます。

 

さらに

この法律には、

政府の指示に従わなかった場合の

罰則規定も設けられている

というのですから驚きです。

 

たとえば、

農家に対し、政府による増産指示に

従わなければ、罰則を科される可能性

があるのです。

 

緊急事態だから、

米農家さんに野菜を作れ

と言うのでしょうか?

 

そんな簡単なものではないことは

素人でもわかるハナシです。

 

あるいは、

耕作放棄されていた田んぼで、

再び米を作ってくれ、といわれても

ちゃんと作付けできるようになるまで、

3年はかかるそうです。

 

そんな農業事情ですら、

まったく理解できていない役人が、

作った法律としか思えません。

 

さて、

 

あなたは、

ここまで読んでいただいて

どう思われましたか?

 

4月からすぐに

何かが変わるわけではないでしょう。

 

それでも、

欲しい時に欲しい食材が手に入る状況は、

当分、望めないかもしれません。

 

念のために、

食料の備蓄、調達ルートについては、

何らからの対策を打っておくことも

必要かもしれません。

 

まあ、そのまえに

農家さんがもう黙っていない

でしょうけどね。(^_-)

 

では、今日はここまで~♪

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