BLOG

  1. HOME
  2. ブログ
  3. コラム
  4. 7月の参院選に向けた動きが はじまりましたね!

7月の参院選に向けた動きが はじまりましたね!

 

今日のコラム♪

 

『7月の参院選に向けた動きが

はじまりましたね!』

 

今日は、7月に控えている

参議院議員選挙について

見ていきたいと思います。

 

この夏以降は、

日本の政治動向の転換期に

なるかもしれません。

 

日本国民にとっては、

今年の1大イベントになると

いっても過言ではないでしょう。

 

それほど、

今までにないほどに、

変化が見られる可能性が

予想されているのです。

 

では、

参議院議員の選挙制度を

簡単に整理しておきましょう。

 

参議院議員の任期は6年で、

衆議院議員の任期は4年ですが、

衆議院のように、途中で解散する

といったことはありません。

 

そして、

参院選挙は3年に1回ありますが、

3年で半数ずつ入れ替わるように

憲法で定められています。

 

本来、

衆議院と参議院は、法律などを決める際に

衆議院で通過したものを参議院でチェック

するという仕組みで運営されています。

 

しかし、

その中身は、衆議院と同じ与党の議員で

半数以上を占めているような状況が

長く続いていました。

 

そのため、

衆議院で決まったことは、

参議院でもほぼ通過してしまう

という事態となっていたのです。

 

現在、石破政権は、

かなり際どい状況にあります。

 

石破首相は、首相就任後、

すぐに衆議院解散選挙をしましたが、

過半数を獲得できず、惨敗しました。

 

にもかかわらず、

首相を続けているのもおかしな状況では

あるのですが、今回の参院選挙でも

同じ事態になれば、与党である自民党は

完全に終わるでしょう。

 

そして、

その可能性が非常に高まって

きているのが今の状況です。

 

そのため、

与党の好感度アップのためなのか、

様々な物価対応策が打たれ始めています。

 

たとえば、

ガソリンについては、

5月より1リッターあたり10円を

引き下げることが決まっています。

※重油や灯油は5円の引き下げです。

 

しかし、

この施策も暫定的なものであり、

参院選後には、また元に戻るといった

可能性は十分にありえます。

 

そもそも、ガソリンの価格には、

何重にも税金がかかっています。

 

その内訳は、

ガソリン本体価格に

ガソリン税(本則税、暫定税)、

石油炭素税、

地球温暖化対策税(環境税)などが

オンされており、

そこにさらに消費税です。

 

そのため、野党からは

ガソリン税(暫定税率)の廃止を

求める声があがっています。

 

ガソリン税の暫定上乗せ分は、

道路のなどの整備拡充のため

という名目で、暫定的としながらも

すでに50年以上も続いているのです。

 

補助金で10円下げるということは、

結局税金から出していることと同じです。

 

であれば、

暫定とされるガソリン税を無くす方が、

理にかなった政策ではないでしょうか。

 

そうすれば、

25円/リッターは下がるのです。

 

電気、ガス料金についても

参院選がはじまる7月から3ケ月間

支援をする方針が出てきています。

 

さらに、

消費税については、

食品などの必需品については

「暫定ゼロ」の対応についても

検討がはじまっているようです。

 

このように、

ここにきて、一時しのぎとも思える

対応策を立て続けに出してきている

状況は、明らかに参院選を睨んでの

ことでしょう。

 

本来なら、このような政策は、

衆院選解散総選挙後(惨敗後)、

すぐにでも手を打つべき内容だった

と私は思います。

 

いま、

自民党は焦っているのかもしれません。

 

私たちは、

2ケ月後に控える参院選にむけて、

今までになく、国内の動向を注視して

おくことが大切です。

 

参院選の日を待つまでもなく、

様々なことが変化してくる可能性も

否定できません。

 

それほど、

いまの情勢は目まぐるしく変化している

ということを知っておいてください。

 

今回の参院選挙では、一人一人が

個々の利益のためではなく、

これからの「日本のあり方」を考えて、

臨んで欲しいと切に願います。

 

では、今日はここまで~♪

関連記事