
CEATEC2023を終えて
今日のコラム♪
『CEATEC2023を終えて』
今日は、
毎年、某ブースにてお仕事を
させていただいている
『CEATEC』について、
感じたことを書いてみたいと思います。
今回は、私見が多いので、
気軽に読んでいただけると幸いです。
『CEATEC(シーテック)』とは、
毎年この時期に
千葉の『幕張メッセ』で開催される
アジア最大のITと家電の見本市のことです。
『Combined Exhibition of Advanced Technologies』
の略ですね。
『Exhibition』とは、
展示会を意味しますので、
商談会としての位置づけも
あるのかと思います。
今年も
10月17日(火)~20日(金)まで
開催されました。
私は、このお仕事を担当させて
いただくようになって、
15~6年ほどになりますが、
年々、様相が変化してきているのを
感じます。
2020年と2021年は、
コロナ禍のため、オンライン開催でした。
そして、昨年2022年は、
3年ぶりのリアル開催となりましたが、
マスクにアルコール消毒など、
接客には、かなり気を使う中での開催と
なりました。
そして、今年2023年は、
マスク着用も解除され、
感染症対策の制約もない中で
開催することができました。
ただ、
今回も接客側は、
マスク着用で対応しているブースも
少なくありませんでした。
このコロナ禍前後で、
出展企業や団体にも随分と
変化がありました。
今年の出展企業は、特に
建設関係、交通関係が多くなった
ように思います。
学生や団体のスタートアップのブースも
多く出展していました。
仕事の合間に見てまわったので、
スタートアップのブースをゆっくりと
見れなかったのが少し残念です。
そして、
もう1つ特徴的だと感じことは、
各ブースともに、とてもシンプルな
展示内容になっていたことです。
私の担当したブースもそうですが、
ブース自体もリユースできるものや、
エコ素材の什器で作られているところも
多かったように思います。
かつては、
ステージ演出ができるスペースや
LEDパネルやマルチディスプレイによる
大型ヴィジョンなどが多く見られましたが、
今年は、これらの演出が、
ほぼ無かったことは とても印象的でした。
また、
今年、2023年の出展数は、
全部で684社/団体でした。
昨年が562社/団体でしたので、
大幅に増えています。
今年は、その中でも約半数近くが
新規出展とのことですので、
これだけでも様相が変わってきている
ことが伺えます。
一時期は、
「液晶テレビ」、「プラズマテレビ」、
当時は最先端の「有機ELテレビ」など、
薄型テレビが全盛期で、
家電メーカー各社ともにテレビを中心とした
生活家電の展示が多かったように思います。
しかし、
ここ数年は、家電メーカーなども
開発中の『テクノロジー』や
『ソリューション』を軸にした展示に
変化してきています。
さて・・・
現在、出張先の幕張からこのブログを
書いていますが、そろそろ帰る時間が
近づいてきましたので、続きは帰って
からということで。 m(__)m
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では、続きをいきますね!
家電メーカー以外の
出展企業、団体は、
主に次のようなテーマを軸とした
展示にが多かったように思います。
1つ1つ内容を書いていると
長くなってしまいますので、
キーワードを並べていますが、
意味が分かりづらい部分は、
調べてみてくださいね。
・AIを活用したソリューション
・認証ソリューション
・セキュリティマネジメント
・災害時ソリューション
・言語変換ソリューション
・センシングの技術 などなど、
上記のような
様々な問題提議に対するソリューションを
提案する企業が目につきました。
また、
出展が増えた「建設業界」おいては、
「物流業界」と同じく、
働く時間が厳しく制限される
2024年問題を控えています。
そのような状況もあり、
人が集まらず、人手不足が慢性化
しているのが実情です。
そのため、
特殊な大型重機を操作する人材も
高齢化してきており、若手の育成が
遅れているのが実情のようです。
このような環境を打破する一手として、
重機を「遠隔操作」できるシステムを
開発している企業が出展していました。
モニターがたくさん並んだ
重機操作のシミュレーション体験を
できるようなブースもありました。
私も体験してみたかったのですが、
並ぶ時間もなく、残念ながら断念!
全体として、
カーボンニュートラルやSDG‘sを
アピールする企業も多く見られました。
その他に、
省人化や、職場最適化の提案
リスキリングの提案などの
人材育成に関する部分も少なからず
出展されていました。
さて、
今年の『CEATEC2023』は、
5つの『次世代』(※)をキーワードに
展開していましたが、
私の勝手な解釈でまとめるとすれば、
『AI』によるソリューションが際立つ
展示会だったのかなと思います。
※内容は、「CEATEC2023」HP等で
ご確認ください。
そう遠くない未来、
私たちは、AIとの共存・共生し、
さらに『AIと融合する時代』へと
移行していくことは想像に難くありません。
「AIとの融合」は、
マイナス面で語られることも多いですが、
上手く共存できれば、これまでにないような
幸福感を味わうことも不可能ではないように
私は感じています。
あなたは、どのように感じていますか?
では、
今日は…いや今回は!ここまで~♪