Web3.0の時代へ
今日のコラム♪
『Web3.0の時代へ』
今日のテーマは「Web3.0」
最近は、このワードを
よく目にするようになりましたので、
最新の動向に敏感な方は、
よくご存知ではないかと思います。
今日は、
初めて聞いた! という方や
聞いたことはあるけど、
なんのことかさっぱり・・・
という方向けですので、
気軽に読みすすめていただければ
と思います。
では、
さっそくまいりましょう。!(^^)!
「Web3.0」ということは、
それ以前に
「Web2.0」や「Web1.0」が
あるのですが、
まずは、ここから確認していきましょう。
「Web1.0」は、
1995年頃よりはじまった、
インターネット時代の幕開けの時代です。
この頃は、ダイヤルアップ回線を使用し、
従量課金制が一般的でした。
使用状況としては、
主にホームページなどの閲覧が中心でした。
この頃に「検索エンジン」である、
Yahoo!やGoogleなどが登場します。
今では想像しがたいですが、
この頃はまだ双方向ではなく、
ほぼ一方通行だった時代です。
双方向であっても
Eメールなどのテキストデータ
でのやりとりのみでした。
この頃の時代が、
「Web1.0」という位置づけです。
次に、
「Web2.0」ですが、
2000年初頭頃になると、
ADSLなどが登場するなど、
回線速度が大幅にアップし、
常時接続が一般的となりました。
画像や動画などの
コンテンツ配信もできるようになり、
双方向での、情報交換が
できるようになってきます。
次第に、環境が整ってくると、
フェイスブック、ツイッター、
インスタグラム等の
SNSメディアが勃興します。
現在では、
光回線が主流となり、
回線速度もさらにアップしたことで、
テレビ電話なども、
当たり前にできる時代になっています。
「テレビ電話」などは、
「X世代」以前の方にとっては、
近未来映画などで見ていた世界が、
現実となっているのですから、
ホントに凄い時代になりましたね。
そして、
2022年になった現在でも
この「Web2.0」が主流になっています。
ただ、
長く使われている間に、
いくつかの問題点がでてきたのです。
それは、
特定企業に個人情報が集中する
プライバシーの問題
そして、
中央集権型によるセキュリティ問題
です。
特定企業によって個人情報を
収集管理される状況になってからは、
私たちは、
この特定企業に常にプライベートに
関わる情報まで開示せざるを得ない
状況にあります。
EUなどは、
この状況に警鐘を鳴らしています。
また、
この特定企業による
中央集権型の管理システムは、
一度、ハッキングによる妨害にあえば、
多くのシステムがダウンする可能性
を秘めており、
セキュリティー上の安全性からも、
現状のシステムからの脱却を図る方向に
向かいつつあるのが今の状況です。
ここ最近も、
銀行や証券会社など、
特に金融に関わるサーバーなどが
ダウンしたといったことが
頻繁に起きるようになってきています。
そんな状況を
解決するかもしれないのが、
「Web3.0」
といわれる新しい仕組みなのです。
ただ、
まだ明確な定義もなく、
曖昧な部分もあることは、ご了承の上、
読み進めていただければと思います。
では、
この「Web3.0」は、
今までと何が違うのでしょうか。
今までとの大きな違いは、
「Web3.0」では、
「ブロックチェーン技術」が
使われていくようになることです。
この技術は、
すでにビットコインなどの
「暗号資産」でも使われている技術です。
ブロックチェーン技術の特徴は、
すべての取引履歴が記録され、
その記録が分散管理されることにあります。
この技術は、
今話題となっている
「NFT(※)」でも使われています。
※NFTとは、
画像や音声をはじめ、様々のものを
デジタル空間(ネット上)でやりとりする際に、
「オリジナルである証明」がつくので、
デジタルアートなど、
資産としての価値がつく可能性を秘めています。
この「NFT」については、
別の機会に取り上げる予定にしています。
また、
「P2P(Pear to Pear)」
という通信方法によって、
特定のサーバーを介さずに
通信ができるようになるため、
サーバーダウンや情報漏洩といった
トラブルも防げるようになります。
これらの技術によって、
「非中央集権型」に移行していくことで、
今までとは根本的に違う
次世代インターネット時代がやってくる
といっても過言ではないと思います。
これから、
「メタバース(※)」などが
整備されてくると、
「仮想世界」に滞在する時間も
増えてくることになるでしょう。
その頃には、
「Web3.0」が主流となっているはずです。
※「メタバース」については、
2021年10月21日のブログ
「メタバースの世界」で紹介していますので、
参考にしてくださいね。
さて、
ここまで読んでいただいて
いかがでしたでしょうか。
今日は、
ボンヤリとでも、
Web1.0~3.0までの
流れをつかんでいただけたら幸いです。
インターネット時代となってから、
テレビ電話を普通に使うようになるまで、
それほどの時間がかからなかったように、
これから「メタバース」によって
「仮想空間」と「現実世界」を
行き来するようになる時代まで、
それほど長くはかからないでしょう。
私たち、
特にX、Y世代の方にとって、
これからの時代にどう生きていくのか、
今から考えておくのも
悪くないかもしれませんね。(^_-)
では、今日はここまで~♪