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イベント制作は、新しい次元へ(第1回・会議イベント編)

 

今日のコラム♪

 

イベント制作は、新しい次元へ

(第1回・会議イベント編)

 

では、早速、

第1回目の「会議イベント」から

はじめていきましょう。

 

ところで・・・

いまだに続いているコロナ禍ですが、

また、

「第7波」の到来と言われている状況です。

 

もう、

いい加減にしてほしいところですね・・・

 

この「会議イベント」などは、

こういう状況になった場合に、

すぐに開催が中止、または延期される

傾向にあります。

 

その要因としては、

「株主総会」などのように、法律等で

絶対に開催しないといけないという

理由がないことに加えて、

 

もし、開催を中止したとしても、

売上など、企業の根幹となる部分に、

すぐには影響することがないからです。

 

では、

「会議イベント」「真の目的」とは

いったいどこにあるのでしょうか?

 

私は、ここに1つの「問題点」が

見え隠れしているように感じています。

 

表彰式などは、

大きな「目的」の1つは、

日頃、売上など、会社に大きく貢献して

いただいている販売店や個人に対し、

感謝の気持ちを伝える「場」である

といえます。

 

しかし、

「表彰状」「表彰盾」などを

授与すること自体は、

「本来の目的」でありません。

 

これは、

強いて言ってしまえば「演出」ですね。

 

実は、この表彰式などのイベントの

「真の目的」は別のところにあるのです。

 

このことについては、

後ほどご説明しましょう。

 

ただ、

コロナ禍までは、会議イベントなどは、

「恒例行事」のような捉え方をしていた方

も多かったのではないかと思います。

 

だから、その時期がくれば、

当然のように、表彰店や表彰者を招待し、

表彰状や表彰盾の授与を行い、

クレームもなく、

式が無事終了すれば「成功」

という感覚ではなかったでしょうか?

 

もちろん、

『それは違う!』と断言される方は、

本当に素晴らしいです。

 

「真の目的」

を理解されている方だと思います。

 

お恥ずかしながら、

私自身を振り返ってみると、

表彰式などのディレクション業務を

お引き受けするようになってから

しばらくの間は、

 

お客様に対し、また主催者様に対して、

トラブルなく終わらせることに、

重心を置いていたような気がします。

 

しかし、

これだけではダメなのです。

 

「なぜ」「何のために」イベントをするのか?

 

この「原点」を忘れてしまっては、

イベントの「本来の効果」が見えてこないのです。

 

では、

表彰式のようなイベント場合、

「真の目的」とは、

いったい何でしょうか?

 

ここで、あなたに質問です。

 

「表彰式」と聞いて、

どのようなイメージを持ちますか?

 

少なくとも・・・

貧相なイメージは、

まず ないかと思います。^^;

 

華やかさを伴った、盛大なイメージ

を持たれるのではないでしょうか。

 

ここに、

表彰式の「真の目的」

隠れているのです。

 

先に答えを明かしましょう。

 

表彰式などの「真の目的」は、

 

『表彰式を盛大に行うことで、

表彰者のみならず、その場に参加

されている全員の感情を盛り上げること』

 

にあります。

 

仲間やライバルが表彰されるのを

称えて、自らが表彰されるときは、

拍手を受け称えられる。

 

このようなアクションをすることで、

次へのモチベーションへとつながっていき、

会場内では、

あついエネルギーが渦巻くのです。

 

そして、

この興奮冷めやらぬ中で、

懇親パーティー会場へと移って、

普段顔を合わさないようなメンバーたちと

ワイワイ会話を楽しんだり、

アトラクションを楽しんだりしながら、

またエネルギー(元気)を得て、

気持ちよくなれるのです。

 

だから、

この「イベントのゴール」は何か?

と言われれば、

参加者に『また、ここに帰ってきたい!!』

と思っていただくこと

にあるのではないかと思います。

 

もし、表彰式が、

「表彰状」などを渡すことが目的であれば、

どこかの集会室などでもよいですよね?

 

参加者も、表彰状をもらったら、

すぐ解放されるわけだし。^^;

 

でも、

そのような場所でやる機会は、

よほどの事情がない限り、

あまりないですよね?

 

「真の目的」のためには、

「良い会場」と「豪華な演出」

が必要であることは、

ご理解いただけたのではないでしょうか?

 

このような「表彰式」では、

「会場選定」が大きなポイント

になってきます。

 

そして、

どのイベントに言えることですが、

ホスピタリティーが充実している

ことも大切な要素です。

 

このように

「真の目的」が明確になれば、

上記に挙げたポイントを

しっかりと押さえた上で、

可能なかぎり開催実現を目指すことが、

大切であることがわかります。

 

もちろん、

現在の状況においては、

感染症対策(※)も、

しっかりと対応していく

ことを忘れてはいけません。

 

「感染症対策」については、

2021年12月21日のブログ

「イベント開催における感染症対策の助言」

に細かく書いておりますので、

こちらもご参照ください。

↑ もしかしたら、

内容が少し古くなっている点も

あるかもしれませんが、

そこは ご容赦くださいね。

 

また、

技術の進歩によって、

まったく新しいイベントの在り方

もみえてきました。

 

それは、

「リアル」と「オンライン」を融合した、

ハイブリットでの開催  です。

 

これらを活用することで、

 

もし、何らかの理由によって、

現地参加ができないような方にも、

オンラインで参加していただくことも

可能となります。

 

また、

会社の社長や、

ご挨拶などをいただける著名人の方など、

スケジュール調整の厳しい方にも、

オンラインでサプライズ登場していただく

ことなども可能となってきます。

 

このように、

「ハイブリット」での開催では、

これまでなら

実現しえなかった様々なことにも

対応できるようになります。

 

しかし、

多くのメリットが考えられる一方で、

従来のリアルオンリーの開催と比べると、

かなりのコストと手間がかかります。

 

現段階では、

そこまでする必要があるのかどうか、

目的の重要度によって、

判断が求められるところです。

 

また、

『リアル』『オンライン』の本質とは何か

をしっかりと理解できた上で対応しないと、

運営方法に問題が出てくる可能性がある

ということにも注意が必要です。

 

この部分については、

2021年2月14日のブログ

「音楽に見る『リアル』ということの意味」

ご参照いただくと、わかりやすいと思います。

 

とはいえ、

 

「新しいイベントのカタチ」を検討し、

積極的に導入していくことによって、

 

今までになかった

「演出」もできるようになってくると、

 

表彰式などの「会議イベント」は、

新たな刺激となって、

さらなる盛り上がりを見せることは

間違いないでしょう。

 

今日は、

「表彰式」にフォーカスして、

お話を進めてきましたが

第1回目の「会議イベント」

これで終了となります。

 

少しは、

お役にたちましたでしょうか?

 

では、次回、

第2回目は、「見本市編」となります。

 

お楽しみに~ (^^♪

 

では、今日はここまで~♪

 

《編集後記》

 

先月、7月15日~10日間に渡って行われた、

「世界陸上オレゴン大会」は、見られましたか?

私は、元 中距離ランナーだったこともあって、

毎日チェックしておりました。 (^^ゞ

 

前回までは、あまり気にしてませんでしたので、

覚えていないのですが、今回のオレゴン大会では、

「表彰式」がありませんでした。

 

金、銀、銅のメダルは、

各競技ごとに、選手がフィニッシュした順に、

その場で渡していたのです。

 

今日のテーマに沿った話をすれば、

今回の対応は、感染症対策や、競技をスムーズに

進めていく上では、合理的のようにも見えますが、

逆に、上手くスケジューリングをした上で、

華やかな演出のもと、「表彰式」をするのも

一考ではなかったかと思います。

 

あなたは、どう感じましたか?

 

ちなみにですが、

2025年には、東京(新国立競技場)にて、

世界陸上の開催が予定されているそうですね。

楽しみです~!(^^)!

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