ミレニアム世代とZ世代ってどういう世代？

 

今日のコラム♪

『ミレニアム世代とZ世代ってどういう世代？』

 

今日は『ジェネレーション（世代）』がテーマ。

 

今回は、

よくご存じの方にとっては当たり前の

お話になってしまうかもわかりませんが、

よければ読み進めてみてくださいね。

 

タイトルにもある

『ミレニアル世代』と『Z世代』ですが、

最近、様々なところで

見かけることはありませんか？

 

でも、

どういう世代か

といわれたら説明できない・・・

という感じでしょうか。

 

では、

これから、ざっくりとですが、

どういう世代なのかを

みていくことにしましょう。

 

もともとは、

X世代（ジェネレーションX）、

Y世代（ジェネレーションY）

というワードがありました。

 

当時は、戦後の新しい世代、

「新人類」というイメージで

使われていました。

 

それが、

次第にマーケティング用語として

広がっていったとされています。

 

X世代とは、

１９６５年～８０年頃生まれ

 

Y世代とは、

１９８０年～９５年頃生まれ

 

の世代を指します。

 

ちなみに、

私は『X世代』です！　(^^ゞ

 

『ミレニアム世代』とは、

１９８０年から１９９５年の間に

生まれの世代のこと。

 

今年２０２１年では、

２６歳～４１歳までの世代。

 

つまり、

この世代は、

ジェネレーションＹ（Y世代）と同義です。

 

ミレニアム（２００１年からの新千年紀）の頃に

社会に出てきた世代なので、

ミレニアム世代と呼ばれているのです。

 

この世代は、

インターネット環境が発達した時代に育ち、

情報リテラシーに優れています。

 

また、

SNS等を利用して

コミュニケーションするなど、

ＩＴ関連に高い親和性をもった世代

とされています。

 

 

『Z世代』とは、

X世代、Y世代に続く、次の世代のことです。

 

１９９６年から２０１５年の間に

生まれた世代で、

 

今年２０２１年では、

６歳から２５歳までの世代になります。

 

日本にいると

イメージできないかもしれませんが、

世界全体では、人口の４分の１を占める

といわれる世代です。

 

日本では、「令和の時代」となって、

これから社会で活躍する新人世代です。

 

では、

マーケティング的には、

各世代（X,Y,Z世代）は

どのような特徴があるのでしょうか。

 

まずは、

『X世代』ですが、

 

デジタル環境に関していえば、

『デジタルイミグラント』

といわれているようです。

 

つまり、

インターネットのある新しい世界に

移り住んだ移民（イミグラント）

という捉え方です。

 

この世代は、

大人になってインターネット環境への

ファーストコンタクトを経験しており、

新旧のシステムの特徴を知る貴重な世代です。

 

Windows、マッキントッシュ（Mac）が

発売され、一気にパソコンが身近になった

時期でもあります。

 

また、

携帯電話が普及しはじめた頃、

バブル崩壊を体験し、

様々な過渡期を経験してきたことから、

変化への適応力が高い世代とも言えます。

 

その他、この世代は、

家族や友人、会社の同僚や先輩・後輩など

人との時間を大切にする人が多く、

食事などや何かのイベントへの参加など、

リアルなコミュニケーションの場に

積極的に参加する傾向がある

とされています。

 

次に、

『Y世代』ですが、

 

この世代は、バブル崩壊後、

経済が不安定の中で育ったため、

「安定」を求める傾向が強く、

割と貯蓄をしている人が多い

と言われています。

 

携帯（ガラケー）からスマホへの

過渡期の世代であり、

デジタル環境に対する

高い親和性があることから、

「デジタルパイオニア」といわれています。

 

この世代は、

SNSなどを通じて

「仲間とのつながり」を重視する

傾向があります。

 

また、

マイホーム、マイカーやブランド品など、

物欲が高かった「X世代」にくらべて、

モノの所有には、

あまり固執しない傾向があります。

 

モノをあまり所有しない代わりに、

『サブスクリクション』

『シェアリングサービス』

などを上手く活用することができ、

消費に関する価値観も、

「モノ消費」から「コト消費」へと変化

してきています。

 

そして、

『Z世代』の特徴になってくると、

少し様相が変わってきます。

 

すでに、

生き方や考え方が、「X世代」とは、

かけ離れてきているような世代です。

 

デジタル環境が当たり前の時代に生まれ、

『デジタルネイティブ』　とか

『スマホネイティブ』　などど

とも呼ばれています。

 

この世代は、端的に言えば、

お金に執着することがなく、

社会への貢献に意欲を示し、

SNS上などを通じた自己表現が得意。

 

あくまで傾向とは言え、

これだけ聞いても素晴らしい世代です。

 

これからの時代を変えていく可能性を

秘めた存在であり、

そして世界人口の4分の１を占める。

 

世界中で活躍する世代になっていくことは、

間違いないでしょう。

 

私たちX世代、そしてY世代は、

彼らにバトンタッチできるような

環境を作っていけるように

しっかりと土台を作っておかないと

いけませんね。^^;

 

では、

『Z世代』の次は、

どういう名前がつくのでしょうか。

 

α（アルファ）世代

 

ということのようです。

 

彼らは、

スマートフォンのない時代を知らない世代、

 

おそらく、

「X世代」より上の方にとっては、

考え方も全く違う「異次元の世代」

となっていくように思います。

 

さて、いかがでしたでしょうか？

 

こうやって時系列に見ていくと、

なかなか面白かったのでは

ないでしょうか。(^^)

 

皆さんの何かの参考になれば幸いです。

 

では、今日はここまで～♪