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日本を、取り戻す。

 

今日のコラム♪

『日本を、取り戻す。』

 

今日のタイトルは、

故・安部晋三(元首相)の「スローガン」です。

 

安部さんは、2012年に、

この「スローガン」を掲げ、

同年9月に自民党総裁となりました。

 

さらに、

12月の衆院選挙で大勝し、

自民党が、当時の民主党から

政権を奪回したのです。

 

この「スローガン」は、

私に少なからず、『ん、何?』と

とても鈍い感覚ではありましたが、

心に引っ掛かりがあったことを

覚えています。

 

今、改めて思い返すと、

この「スローガン」の意図は、

本当の意味「日本を取り戻す」

ことだったのではないかと思えて

仕方がないのです。

 

しかし、

様々な有力者やコメンテイターなどの

発言者によって誤解されてしまったか、

 

または、

意図を(意図的に)すり替えたのか、

 

どちらかの理由によって、

国民にスローガンの「本当の意味」が

伝わらなかった可能性が

高いのではないかという気がします。

 

たとえば、

当時のコメンテイターの発言には、

 

「戦後、日本が絶好調だった時代に

戻りたい」という有権者の願望

 

といったニュアンスのコメントが

多くあったのです。

 

このイメージに、

40代以上の多くの人が

共感を得たとされる論評です。

 

また、

「戦前を取り戻そう」という勢力

 

という発言をした議員もいました。

 

この発言が、

軍事国家へのイメージにつながる

大きな誤解を産んだように思います。

 

『日本を、取り戻す。』

 

本当にそのような意味の

スローガンだったのでしょうか。

 

これは、

「日本らしさ」「本来の日本」を

取り戻すという意味ではなく、

 

日本を「何かから」取り戻す

というメッセージだったのでは

ないでしょうか。

 

日本の歴史を振り返ったときに、

日本は今でも敗戦国の位置づけから

立ち上がれずにいるのが実情です。

 

今の日本は、

自国のため、国民のための政治が

できない状況にあるのです。

 

つまり、

どの国も持っている「自治権」を、

実質的には持っていないのが実情です。

 

私たちは、この現実を

まずは認識しておく必要があるのです。

 

日本は、戦後たった20年ほどで、

世界一と言われるまでの経済成長を

遂げました。

 

しかし、

この状況が続くことをよし

としない勢力がいたとすれば…

 

1990年前半のバブル崩壊以後、

私たちの生活は、

徐々に苦しくなってきています。

 

経済成長は伸び悩み、

『失われた20年』にとどまらず、

最近では、

『失われた30年』とまで言われています。

 

これからの若い世代は、

自身の生活で精一杯で、

結婚や子育てなど、とても無理だ

と考えているような状況なのです。

 

そして、

健康面では、

原因不明(根治できない)の

病気も増えてきており、

 

2人に1人はガンになると

いわれてる時代です。

 

おそらく

戦前までは、考えられなかった

状況になっているのです。

 

今、

様々な税金や社会保険などにおいても、

トンデモナイ状況になってきています。

 

これは、

岸田政権以降のことであり、

安部さんが亡くなられてから、

急に様々なことが動き出したのです。

 

今、退職金や通勤手当などにも

税金がかけられようとしていますが、

 

これらの絵を書いているのは、

『財務省』なのです。

 

かつて、

安部さんは、官僚(特に財務省)と

戦っていました。

 

まず、ここを押さえないと

思い描く政治を進めていくことが

困難だということが窺えます。

 

安部さんは、2度目の政権で、

この「官僚」をほぼ掌握していたのです。

 

そして、

これから・・・と言うときに

あのコロナ禍へ突入してしまいました。

 

では、

安部さんは、いったい

何をしようとしていたのでしょうか。

 

安部さんは、

敗戦国という立場を払拭し、

国家として当たり前に持っている

『自治権』を取り戻そうとしていた

と言われています。

 

これが、

『日本を、取り戻す。』

の真意だったのではないでしょうか。

 

軍事国家への道は、

自国の意思で、国を守る術を得たかった

のだとしたら…

 

『教育勅語』の再生問題にしても、

愛国思想を生み出すことの本当の意図は、

『日本が世界に対して何をしてきたのか』

を学び、日本の真の姿を知ることで、

『日本人の誇り』を取り戻そうと

してきたのだとしたら…

 

そのような視点で見てみると

辻褄が合ってくるのです。

 

そして、

その先には、「自立した日本」として、

世界との連携も深めようとしていた

はずなのです。

 

トランプやプーチン、習近平や金正恩

との連携など… ですね!(^^ゞ

 

このあたりのことは、

いったんここまでにしておきましょう。

 

今日は、

最後まで、読んでもらえたことに感謝です!

 

これを読んでもらって、

何か思い当たるところはありましたか?

 

もし、

機会があれば、あなたのご意見も

ぜひ、お聞かせくさいね。(^_-)

 

では、今日はここまで~♪

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