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無人化する店舗のミライ

今日のコラム♪

『無人化する店舗のミライ』

 

今日は、「無人店舗」について

書いてみようと思います。

 

ここ最近、

無人店舗」がジワジワと増えて

きていると感じるようになりました。

 

コロナ禍の状況も後押し

したのでしょう。

 

人手不足の日本国内においては、

時代の流れなのかもしれません。

 

最近では、

店舗の無人化、省人化をサポートする

ビジネスもいくつか登場してきています。

 

2016年頃だったと思いますが、

無人店舗の先駆けとして、

Amazonが「AmazonGo」という

完全無人のリアル店舗を仕掛けて、

話題になりました。

 

この店舗では、

天井に多数のカメラを設置し、

アプリと連動させることにより

セルフレジなどもなく、

手にとった商品を持って店を出ると、

自動的に決済までされているような

ハイテクな店舗でした。

 

ただ、

この実験店舗は、地元アメリカで、

盗難被害などが相次ぎ、

今は、完全撤退しているようです。

 

そのような状況もあって、

なかなか浸透してこなかった

無人店舗ですが、日本国内では、

ここ最近になって、

テレビのニュースや情報番組でも

取り上げられるようになりました。

 

では、実際に

どのような無人店舗があるのか

みていきましょう。

 

車で走っていると、時々見つけるのが

「餃子の雪松」 餃子の無人販売 です。

 

ここは、気にはなっていたのですが、

まだ店舗に入ったことがなかったので、

この店が無人販売所だと知ったのは、

実は、最近のことです・・・^^;

 

他にも食品系では、

「おウチでお肉」などがあります。

 

その他、

古着販売の「ムジンノフクヤ」

古書販売の「BOOK ROAD」

リユース家電販売の「ゴジユウニ」

↑ ネーミングが面白い!

 

といったものがあります。

 

食品系以外は、リユース商品の店舗が

多い感じですね。

 

最近になって、

商業施設内に、無人店舗をオープンした

化粧品ブランドの「オルビス」があります。

 

ブランド化粧品の販売は、

対面販売が主流ですが、

店員に声をかけられるのが

好きではない方には、

喜ばれているようです。

 

また、

店舗側としては、

販売員の採用が困難になってきている中、

やむを得ず閉店した店舗でも、

一定のお客様がおられる地域などでは、

無人店舗での再出発で、効果を測っている

ところのようです。

 

確かに

一定の顧客が見込めるエリアであれば、

無人店舗でも効果がありそうです。

 

商業施設内であれば、

盗難の可能性も低いでしょう。

 

また、

無人店舗ではないですが、

最近は、自販機の多様化もかなり

進んでいるなと思います。

 

飲料系がメインだった自販機も

今や、食事系などで多種多様な

自販機が見られるようになりました。

 

ケーキ、お出汁、お好み焼き、麺類

卵、冷凍食品、お菓子 など、

街中で、意識して見てみると

結構面白い自販機が発見できますね。(^_-)

 

自販機の「メリット」としては、

温度管理ができることにあります。

 

「デメリット」としては、

実物を手にとって見れないこと、

五感で感じることができないことです。

 

これらの条件でも

販売可能なものであれば、

設置場所も融通が利きますので、

無人店舗の代替利用としては、

様々な可能性があるように思います。

 

たとえば、

自販機単体では、店舗にはならないですが、

コンセプトを決めて、自販機を集めれば、

飲食店のような機能をもった

小規模な無人店舗スペースを作ることも

可能です。

 

さて、

少しずつ増えてきている無人店舗ですが、

現在は、まだ過渡期です。

 

これから先、無人店舗にも

AIなどが組み込まれてくると、

誰がいつ何を買ったのか

という記録はもちろん、

来店者とAIとの対話によって、

各人にあった商品提案まで

できるようになってくるでしょう。

 

ただ、

AIだけで対応できてしまうような

無人店舗が増えてくると、

私たちには、別の「ストレス」

生まれてくる可能性も否定できないと

私は考えています。

 

それは、

人同士の雑談などによって、

感情の機微のようなものを

味わえる場面が無くなってしまう

ことによる「ストレス」です。

 

そういった場面を考えていくと

『商店街』などが、改めて

見直されてくるように思います。

 

実際に、ここ最近では、

『商店街』を復活させる動きが

全国各地に見受けられます。

 

ここには、

人と人がつながり、コミュニケーションが

生まれる仕掛けが、多く見受けられるのです。

 

今後は、AIと人が共存する

『ハイブリッド商店街』といった形態も

出てくるのではないかと思います。

 

他にも

住宅街に、自動運転で移動するような

バス型の無人店舗などの構想もありますね。

 

さて、

これからミライへ向かって、

店舗はどのような進化をしていくのか

楽しみですね!(^_-)

 

では、今日はここまで~♪

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