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PA&照明も大切な要素

 

皆さん、

明けましておめでとうございます。

 

2021年、最初のブログです。

 

今日は、いよいよ!

私の「イベントプロデュース10ケ条」の

最後のテーマとなります。

 

今日は、

音響(PA)照明についてのお話です。

 

これからお話しすることは、

専門の方にとっては

当たり前のことになりますが、

 

私の経験上、イベント主催者の中に、

音響や照明を理解して活用している方は、

とても少ないように思います。

 

そこで、

今回は、「PA」「照明」について

基本的なことを

知ってもらえればと思います。

 

では、まず、

「PA」についてですが、

 

これは、

いわゆる『音響機器』のことです。

 

現場では、

これらを操作するオペレーターの方を

「音響さん」とか、「PAさん」などと

呼ばれていることが多いですね。

 

では、

「PA」とは、何の略かご存知ですか。

 

おそらく、皆さんの持たれている

イメージとは少し違うかもしれません。

 

「PA」とは、

「Public Adress」の略で、

「大衆伝達」などと

訳されているようですが、

あまりピンとこないですよねー?(^^;

 

そこで私は、

「PA」を次のように解釈し、

定義しています。

 

PAとは、『会場にいる方が、

スピーカーなどの音響機器から、

どこにいても同じ程度の音のバランスで

聴こえるように調整すること。』

 

たとえば、

『講演会』をイメージしてみてください。

 

聴講者、スピーチする方、司会の方など、

様々な立ち位置の中で、

講演会は進められていきます。

 

あなたも『聴講者』として、

誰かの講演に行かれた経験が

あるのではないかと思います。

 

その際、

あなたは、どこの席に座っても、

同じように「音声」が聴こえている

ように感じていると思います。

 

しかし、

PAが入って、ちゃんと調整をしないと、

場所によっては、声が聞き取りにくかったり

することがあるのです。

 

専用のイベントホールなどは、

あらかじめスピーカーの配置など

きっちりと音響設計がされているので、

どこに座ってもちゃんと聞こえるように

なっているのです。

 

しかし、

公民館やショップなどで講演を行う場合は、

少し注意をしておかないと

聞こえづらい場所があったりすることが

よくあるのです。

 

場合によっては、

音の左右バランスが違うことによって、

気分を悪くする方が出てくることも

少なからずあるのです。

 

また、

聴講者に向いてお話しをされる

講演者や司会の方のPAにも、

注意しておく必要があります。

 

自分の声が聴講者に

どのように届いているのか、

当人に、スピーカからの声が

聞こえづらいといったことは

よくあることです。

 

 

このように、「PA」を入れて

きっちりと対応をしておかないと

お客様や関係者の方に対して

ご不便をおかけすることにも

なりかねないのです。

 

では、

次に「照明」についてですが、

 

こちらも取り扱い次第では、

会場のイメージが随分と違うものに

なってくる という話をしましょう。

 

このことは、あなたも経験上では

よく理解されていることだと思います。

 

照明の「明るさ」や「色合い」によって

場のイメージは、随分と違ってきます。

 

見本市などを見学していると、

こだわりのあるところは、

ちゃんと照明にも気を使っています。

 

ほんとに全然違います!

 

照明に気を使っているところは、

 

『見せたい商品にどの角度から、

どの色合いの照明を

どれくらいの照度(明るさ)で当てるのか。』

 

ここまで考えられているところも

あるのではないでしょうか。

 

この照明の具合1つで、

商品のイメージが良くも悪くも

見えてしまうことがあるのです。

 

また、

照明は、意図的に様々な空間の

雰囲気を作り出すことにも有効です。

 

このことは、

あなたも体験されていることでしょう。

 

たとえば、

おしゃれなカフェや、

お酒を提供するバーなどでは、

少し薄暗い感じで、色合いも

暖かいランプ調だったりしませんか?

 

そのような雰囲気のお店に行くと

とても落ち着きますし、

ムードも感じますよね。(^_-)

 

このような「照明の効果」は、

イベント会場でも同じことなのです。

 

イベントの内容にもよりますが、

雰囲気を演出したい場合などは、

特に有効です。

 

「結婚式」などがわかりやすい

かもしれませんね。

 

展示会などでは、

展示する商品にスポットを当てたい場合、

「照明」の使いかたによっては、

随分とイメージも変わってくるのです。

 

お客様の反響にも大きく影響してくる

ことになります。

 

しかし、このことは

実際に見比べてみないことには、

違いがわからないかもしれません。

 

この違いを理解するためには、

やはりいろいろな「照明」を

実際に見てみるしかありません。

 

おススメなのは、

店舗(アパレル関係はわかりやすい)に、

足を運んでみることです。

 

できれば、同じ業態の店舗をたくさん

回ってみてください。

 

そうすると、

「照明」にとても気を使っていることが

よくわかるようになります。

 

様々な店舗を見回っているうちに

何が違うのか、なんとなく理解できる

ようになってくると思います。

 

照度(明るさ)、色合い(暖色や寒色系)、

直接照明、間接照明の違いなどを

注意して観察してみましょう。

 

照明器具が、LEDになってからは、

微妙な違いのある様々な光源を作れるので、

お店によって、雰囲気が全然違うことに

改めて驚かされるかもしれませんね。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

 

「PA」「照明」が、

なぜ大切な要素なのか

少しはわかっていただけたでしょうか。

 

以上で、

私の『イベントプロデュース10ケ条』

ついては、これで終了となります。

 

私がイベント制作を手掛ける際に

大切にしている「10のポリシー」

少しでもわかっていただけたら、

とても嬉しく思います。

 

ここまで読んでいただいた皆さま方には、

本当に感謝致します。

ありがとうございます!

 

次回からは、

また新しいテーマで発信していきたいと

思ってますので、乞うご期待(^^♪

 

では、今日はここまで~♪

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