『Soraの登場で世界が変わる！』

 

今日のコラム

 

『Soraの登場で世界が変わる！』

 

先日、『ChatGPT』で一躍有名になった

OpenAIが、新しく動画生成AI『Sora』

を発表しました。

 

これは、

「テキスト入力」によって

1分以内のシームレスな動画を

生成してくれるAIです。

 

SNS等のネット上で、

サンプル動画を確認することが

できます。

 

では、いったん

このページを閉じてもらって、

まずは、

「Sora」のサンプル動画を

見てみてください。

 

 

 

さて、いかがでしたか？

 

こんな映像が、

動画編集の作業をすることなく

プロンプト入力（テキスト指示）

だけで、できてしまうのです。

 

ここまでくると、

動画編集のセンスは、

ほぼ不要ですよね。^^;

 

むしろ、

言語能力のセンスが問われる世界です。

 

この「プロンプト」次第では、

今まであまり見たことのない映像や

刺激的な映像が、

たくさん生成されてくるでしょう。

 

実際のサンプル映像でも、

 

「珈琲カップの中、

コーヒーの荒れた海の中で、

戦う２隻の帆船」

 

「クラフトペーパーで作った、

海の中の生物の世界」

 

など、

ちょっと不思議な世界を見ることが

できます。

 

ところで、

 

あなたは、

「ひつじのショーン」という

イギリスのアニメーション作品を

ご存知でしょうか？

 

これが、なかなか面白くて、

私は、子供たちと一緒に

よく見てましたね。(^_-)

 

この作品は、

「ストップモーション」という

静止している物を少しずつ動かして

撮影する技法が使われています。

 

パラパラ漫画みたいな感じですね。

 

このような作品なども、

今後は、簡単に制作できるように

なるのでしょうね。

 

では、

この動画生成AIが、

本格的に使われるようになれば、

世界は、どのように

変わっていくのでしょうか。

 

少なくとも、

（時間をかけて）撮影して編集する

といった動画カメラマンのお仕事は

かなりの確率で減っていくでしょう。

 

これから先、しばらくの間は、

引く手あまたになるであろう仕事は、

「プロンプトエンジニア」

ではないかと思います。

 

先ほど、お伝えした

「プロンプト入力」をする専門職

のことです。

 

要は、

「プロンプト入力」によって、

出力される映像が決まるので、

この「言語センス」に長けた人が、

重宝されるようになるのです。

 

ここで、

重要なポイントがあります。

 

それは、

生成AIで作成した動画が、

人にどう伝わるのか

どのように伝わってほしいのか

 

つまり、

『何のために』作成させたものなのか

が明確になっているかということです。

 

映画や、テレビドラマ、YouTubeなど

動画制作する際には、必ず「制作意図」

があるはずです。

 

このことは、

「生成ＡＩ」が作成する動画でも

同じではないでしょうか。

 

今後は、

そこに『意図』を乗せることが

人が関わる部分だと考えています。

 

そのためには、

「生成された動画＋撮影/編集された動画」

が共存していくことも考えられます。

 

いづれにしても、

今後は、「圧倒的なスピード」で、

見たこともないような映像がどんどん

できてくるようになるだろうと思います。

 

さて、

今回、発表された「Ｓｏｒａ」ですが、

商用的にいつリリースされるのかは

まだ、決まっていないようです。

 

しかし、

「ショートムービー」が全盛の

今の時代には、「Ｓｏｒａ」などの

動画生成ＡＩが、必須のツールに

なってくることは間違いないでしょう。

 

今後、日本語対応版ができた際には、

私も使ってみたいと思っています。

 

最後に、

１つお伝えしておきたいことが

あります。

 

この「動画生成ＡＩ」によって、

「フェイク動画」が横行すること

が懸念されています。

 

私たちは、このあたりの事情も

よく知っておく必要があるのです。

 

さもなければ、

「有りもしない情報」に振り回されて

しまうことになりかねません。

 

この点については、

驚くべき実態もでてきていますので、

日を改めて発信したいと思います。

 

では、今日はここまで～♪