シリコンバレー銀行の破綻に見る金融の行方
今日のコラム♪
『シリコンバレー銀行の破綻
に見る金融の行方』
今日のテーマは、『金融』です。
先にお伝えしておきますが、
私は、決して『金融業界』に
精通しているわけではありません。
これからお話することは、
素人なりの見解であることを
ご承知おきいただけると幸いです。
ただ、これから先、
誰でも目に見えてわかるような
事態になっていくように思います。
今日は、
とりあえず読んでみてくださいね。
そして、あなたなりの
見解を持っておいてもらえれば
よいかと思っています。
さて、
先日の話になりますが、
アメリカの銀行2行が
立て続けに倒産しました。
2008年に起こった
『リーマンショック』の再来に
なるかと思った方もいるでしょう。
あの時は、私も何が起こったのか
さっぱり理解できませんでした。
しかし、
すぐに様々なイベントが中止に
なったことを覚えています。
そのような状況があったので、
「何か大変なことが起きた!」
と初めて理解できたのです。
しかし、
あのときの連鎖がなぜ起きたのか
いまだに腑に落ちるまでには
至っていないのが正直なところです。
世界的な投資会社であった企業が
たった1社倒産しただけで、
世界恐慌のような騒ぎとなったのです。
今回発生した銀行の破綻は、
日本において、現段階では
まだ影響が少ないように見えます。
しかし、
この経営破綻をきっかけとして、
日本に限らず、世界中の銀行が
立て続けに連鎖倒産していく
可能性も否定はできないのです。
それは、
今回のシリコンバレーバンク(SVB)の
破綻までの流れを見れば、よく分かります。
事の発端は、
SVBが、
アメリカ国内の急激な金利上昇に伴い、
金利の低い債権を整理し、
増資計画を発表したことにあります。
この情報に反応した
VC(ベンチャーキャピタル)が
一斉に資金を引き上げはじめ、
それを不安視した顧客企業も
あわてて預金を引き出した結果、
5兆6700億円もの金額が
引き出されてしまったのです。
その結果、増資計画の発表から
たったの2日間で破綻したのです。
この流れを聞いて、
あなたは、どう思われましたか?
私には、とても異常に感じます。
今まで、多くのスタートアップ企業を
支えてきた銀行であり、
経営も堅実であったにもかかわらず、
いとも簡単に潰れたのです。
銀行ってそんな簡単に潰れてしまう
ものなのでしょうか?
そもそも
『金融』とは、何でしょうか?
『金融』とは、シンプルに言えば、
お金を融通するという意味です。
つまり、
様々な事業を支援するために
資金を融通するものであったはずです。
それが、
『金融工学』という学問が誕生し、
お金がお金を生むような商品が
横行しました。
これは、
実体経済とは ほど遠いものです。
その最果てが、
デリバティブ(金融派生商品)だと
思います。
かつての「リーマンショック」も
きっかけは、このデリバティブによって
引き起こされたと記憶しています。
今回のSVB破綻も、
『お金』が中心になっている現状だから
起こったことなのです。
少し話は変わりますが、
今の基軸通貨である米ドルは、
『金本位制』には基づいておらず、
米ドルは、『信用』だけで存在する
裏付けのない紙切れのようなものです。
その米ドルが、次第に『信用』が
なくなりつつあるのです。
ここ数年は、米ドルを介さない取引を
している企業もでてきているようです。
このままでは、アメリカ国内において、
金融破綻は、いつ起こっても
おかしくない状況なのです。
今、意図的に銀行が破綻するような
流れになっていっているような話も
耳にします。
つまり、
すでに破綻しているという見方もある
現在の『金融システム』を
一度リセットしようという勢力が
あるようです。
いづれにしても、
様々なところからの情報から判断して、
この流れは、もう止まらないでしょう。
『いつ』とまではわかりませんが
この1~2年以内に驚くようなことが
起きてくるように思います。
そして、
日本では、
2024年に新札発行が予定されています。
この時に何が起こるのか?
憶測ではありますが…
今までの紙幣は使えなくなる
可能性があるのです。
現行の紙幣は、
すべて『新紙幣』に交換しないと
使えなくなるかもしれません。
そうなれば、
眠っていた日本のタンス預金など
隠されていた資産が、すべて表に
出るということです。
そして、
ここにきて世界各国で進められている
『デジタル通貨』への移行。
これらのことから推測できることは、
『金融リセット』後は、
新紙幣、デジタル通貨の発行などによって、
(金融の)完全管理社会に移行していく
という流れが、
意図されているのかもしれません。
あるいは…
『金融リセット』後の世界は、
以前のブログでも取り上げた
『ネサラ・ゲサラ』へと移行し、
全世界の人々が安心して生活できる
「新しい金融システム」へと移行する
という可能性もありえます。
もし、
『金融リセット』
という事態になった場合、
上記のどちらかの状況に
なっていくかによって、
今後の私たちの生活は、
大きく変わっていくことになります。
私たちは、今後の動向を注意深く
見極めていかなければいけない状況にある
ということだけは、
ぜひ知っておいてください。
最初にもお伝えしましたが、
今日のブログを読んでいただいて、
あなたなりの見解を持って、
心の準備をしておきましょう !(^^)!
では、今日はここまで~♪